第128章 ただいま。3人の家。 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
「そう言えば、奥さん…
今日は、甘露寺達が
奏寿郎に会いに来てくれるらしいな」
「そうなんだよ、
蜜璃ちゃんとみくりちゃんが
奏寿郎に会いに来てくれるって。
後ね、蜜璃ちゃんが自分のサロンでね
かっさをするって言っててね、
マッサージしてくれるらしいの」
「ああ、任せてくれ、その間…
奏寿郎を見て置けばいいんだろう?」
「うん、ちょっとだけ…
この辺りの掃除機掛けたりするから
奏寿郎と…そっちに、避難しててね?」
来週末には…二田の家に帰るし
ちょっとずつ…家事も…して行かないとね
今日は…お客さんが来てくれるから
離れの部屋に掃除機を掛ける間
旦那さんに奏寿郎をお任せして置いて
ささっと…掃除機を掛けると
蜜璃ちゃん達が来るまでの時間
センターラグの上で
家族3人でゴロゴロして寛いで過ごす
「コーヒーでも…飲むか…、
奥さんは、いつものハーブティーか?」
そう言って杏寿郎が
立ち上がると自分のコーヒーを
ドリップして淹れ始めていて
私にはティーパックになっている
母乳の為のハーブティーを淹れてくれる
出産して飲む物が変わっただけで
私と旦那さんのこの時間は…
奏寿郎が生まれた今も…変わらない
「こっち、奥さんの分な」
「ありがとう、杏寿郎」
お祝い…何がいい?って蜜璃ちゃんが
聞いてくれた時に 蜜璃ちゃんは
エステティシャンだから…
この…産後の…緩んだ身体を…
どうにかして欲しいとお願いしたら
出張エステしてあげる~と
蜜璃ちゃんが言ってくれて
この緩んだ…ウエストと
…母乳が出る様になったからか…
肩とか首の辺りも凝ってるし
かっさでのマッサージをお願いしたと言う
そんな経緯があって
その間 施術して貰ってる時に
奏寿郎をどうしようか?ってなって
じゃあ…週末にお伺いするわと
今日…来てくれる事になったんだけど
昨日の内に…奏寿郎が寝てる間に
市内の洋菓子屋さんと和菓子屋さんの
両方をささっと巡って来て
お茶請けは…用意して置いたんだけど…
杏寿郎はコーヒーを
私はハーブティーで
ほっとして一息ついて
飲み終わってしばらくした頃に
家の外でエンジンの音がしたので
尋ねて来てくれた4人に
車をどうすればいいかと
停める場所を聞かれて
今は車を動かす予定は無いから
空いてるスペースに停めて貰って