第128章 ただいま。3人の家。 前編 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
辰巳君は…不死川さんも
こっちで仕事をする事になるから
バイトで良いから続けて欲しいと
そんな風に言われているみたいで
気に入られちゃって 重宝されてるみたい
ショート動画の編集も
沢山したし 不死川さんから
教えて貰った事もあるからと
辰巳君のチャンネルの登録者も
ショート動画の方から増えたみたいだし
「奥さんッ、おはよう、
いいか?邪魔するぞ?」
お盆を過ぎたら…やっぱり
朝晩は秋めいた感じになって来る
もう…今日から9月になったし
朝は…過ごしやすい気温になって来て居た
まだ朝の涼しい時間だったから
離れはエアコンを使わないで
縁側に続く襖とガラス戸を開け放ってたら
杏寿郎がそこから顔を覗かせて来て
「って、そこから入るの?」
縁側から直接こっちに
来ようとしてる杏寿郎に
みくりがそう声を掛けると
全開で開いてるなら
ここからでもと言いたそうな
そんな顔を 旦那さんはしていたけど
ちゃんと玄関から回って来て貰って
「奏寿郎は…寝てるのか?」
「ううん、奏寿郎。起きてるよ。
さっき、おっぱい飲ませたけど。
ずっと寝てるって訳じゃなくて
間の時間に起きてる時間が…
最近は増えて来た感じ…するけどね」
杏寿郎が奏寿郎を自分の腕に
抱っこしようと
その身体を持ち上げた時に
『あ~』
と…奏寿郎が…声の様な物を発して
「杏寿郎ッ、奏寿郎が声出したよッ」
「ああ、声…出したな…」
こんな時に…スマートフォンは便利なもので
この奏寿郎のあ~って声は
クーイングと言う物らしくて
大体2~3ヶ月頃になるとみられるのだそうだ
早い赤ちゃんでは生後1ヶ月ぐらいから
このクーイングと言う 声が出るらしく
意識して声を出したと言うよりは
何かを話してると言うよりも
さっきもだけど
何かの時に息をしてついでに出る音と
そんな感じの声…だったんだけど
このクーイングと言うのは
舌や唇を使わない母音1音なのだそうで
一時的な時期にだけ…見られる
現象なのだそうだ
とは言っても…赤ちゃんが
ご機嫌な時に出す音らしいので
杏寿郎に抱っこして貰えるのが
奏寿郎は嬉しかったのかな??
その後も…奏寿郎の
クーイングを動画で残したかったのだが
奏寿郎が声を出す事は無くて
たまたまって感じだったんだけど