第127章 8月15日のお話… お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
杏寿郎のその言葉に素直に甘えるとして
奏寿郎を連れて先に離れに戻って
その後…奏寿郎のオムツを替えて
授乳を…したんだけど
千咲ちゃんの借りたベビースケールは
13日の日から毎日…大活躍してくれていて
持つべきものは…
小さな子がいるママさんだなぁと
そんな風に感じながらも…
お返しは…お祝いも一緒にして貰ってるし
ちょっと…良い物を…と考えているんだけど
昼間は母乳だけにしてるから
ミルク飲ませないし
哺乳瓶を洗ったりもないから
間隔はミルクよりも短いけど…
手間としては…掛からない感じだなって
退院してから まだ2日だけど
大分母乳も出て来てる感じがするし
飲ませてる時にも吸われてるって感じがする
奏寿郎をベビーベッドに戻して
バタバタと手足を動かしている
奏寿郎をベッドの端に座って眺めていると
杏寿郎がクーファンを持って戻って来て
「奥さん、奏寿郎の授乳は終わったのか。
大分…雨戸の外で音がしてるから。
風が強くなって来てるみたいだな」
「杏寿郎。クーファンありがとう。
その辺りに…置いておいてくれる?
えっとねぇ、そうだね…台風は…
大分こっちに近づいてるみたい…」
自分のスマートフォンで検索した
最新の台風情報を表示させて
杏寿郎に向かって見せる
時折ビュオオオオッと音がしてるので
結構外は強風が吹いているみたいだった
「来年の…お盆には…、
杏寿郎の亀岡のお家に…
奏寿郎も一緒にお邪魔…するもんね」
「そうだな…、丁度…その頃には
奏寿郎も1歳になるんだな…。
旅行に一緒に行けるようになるのは…っと
生後3ヶ月、4ヶ月頃なんだな…。
二田から近い…温泉街に…奥さんとも
行った事があるが…あの辺りなら
そう言った赤ん坊を連れて旅行するのに
向いてる場所がある…らしいな」
杏寿郎がそう言って来て
全国的に有名な温泉地があるが
二田のあの家から1時間の掛からない程度で
行ける場所にはその温泉地だけじゃなくて
おもちゃ王国に併設されたホテルもあるし
それこそ神南港市のホテルにも
ウエルカムベビーのお宿はあるから
3ヶ月くらいになったら
近場でお泊りを…しに行くのも
お籠り旅行なら…ありかも知れないなって
そんな話をしながら
県内にあるウエルカムベビーのお宿を
検索していると
「奏寿郎を連れて、
水無瀬島に行くのも良いな」