第126章 ついに来た8月…~産褥期・入院中編~お相手:煉獄杏寿郎現パロ
4人をデイルームから
杏寿郎と一緒に見送ったんだけど
見送ってる時は腰の辺りに
添えられていた杏寿郎の手が
そのままお尻の方へと降りて来て
私の気の所為でないのなら
思いっきりお尻を撫でられてる気がする
「ちょっとっ、杏寿郎ッ」
「良いだろう?ちょっと触る位」
「セクハラ、痴漢ッ」
「夫婦なんだから、合法だっ」
「こんな共有エリアなんだから、
誰かに見られたりしたらどうするの?」
「そうか、だったら部屋に戻れば良いな。
だったら、好きなだけ…セクハラでも
痴漢でも、お触りでもし放題って事だろ?」
「いや、それ…言い方変えただけで
どれも一緒だからね?杏寿郎」
「いや、ちょっと意味が違うだろう。
前の2つは同意ないし、犯罪だが。
後ろのは同意あるだろ?」
触るだけ…で…余計に
むらむらすると言うか…
えっちな事できなくてモヤモヤしたりとか
しないのかな…旦那さんは…
そんな風にも思わなくもないけど…
特別室にある
ソファの横に奏寿郎のベッドを置いて
2人でソファに腰を降ろした
「ねぇ、杏寿郎。それよりもさ、
明日の事なんだけどね。
明日の午後に退院するでしょ?
日曜日だし…そのまま、
あの家に、杏寿郎も泊まって行くよね?」
「ああ。もちろん明日は
そうさせてもらうつもりだが?
君の所のおじいさんが。
奥さんの退院のお祝いと言うか、
奏寿郎の出産のお祝いに。
あの、例の三鷹屋の
仕出しを頼んであると言ってたしな。
それより、さっき貰ったお祝いは
荷物になるし中身だけ確認して
持って帰って置いてもいいが…どうだ?」
さっきうちの両親と
杏寿郎の所のご両親から
出産のお祝いを貰ったので
杏寿郎に奏寿郎を抱っこして貰って
皆でお祝いを見てみる事にした
杏寿郎の所からは
お風呂上りに仕える
ふわふわの今治タオルで出来た
奏寿郎の名前入りの
3歳ぐらいまで使えそうなタオルケープ
私の所からは
ラルフローレンのソックスと
バンダナ風のベビースタイが入ってる
3段になったオムツケーキだったので
家に帰ったらありがたくしばらくは
飾ってそれからばらして使おうと思う
「お祝いも…あっちこっちから
貰うだろうしお返し…しないとね…。
カタログ…ギフトとか?
最悪、ミニトマトでも良いけどさ…」
「奥さんのおじさんのミニトマトは、
県内では有名だもんな」