第126章 ついに来た8月…~産褥期・入院中編~お相手:煉獄杏寿郎現パロ
つでにネットで
母乳を出やすくする方法を調べたりして
病院の食事やおやつに
やたらと水分が付いて来るのは
母乳を出すのに水分が必要だからの様で
温かい飲み物を飲んだり
おっぱいを温めたり
血流を良くするのが良いらしい
流石に真夏に温かい物を飲んだり
おっぱいを温めてたら
おっぱいにあせもが出来そうだしな…
後は…とりあえず吸って貰うしかないらしく
自分に今出来そうな事は
中府(ちゅうふ)と言う名前の
鎖骨の下の外側の腕の方の場所にある
母乳の量を増やすと言うツボを
マッサージするぐらいしか…ないか…
後は退院する前に片山の家に届くようにして
母乳の分泌に良いと言う効果のある
たんぽぽ茶をベースにした
ハーブティーをネットで注文しておいた
まぁ…とりあえず…気休め…と言うか…
今の全然 母乳が出ない状況に対して
自分が出来そうな事を…探しただけなんだけど
母乳神話…じゃないけど…
赤ちゃんを育てるなら…
完全母乳で育てたいってそんな風に思う
お母さんは多いんじゃないかな?
と言うか…出るんだったら…そうしたいよね…
おっぱいのサイズは母乳の量とは
全く無関係らしいし…
自分のこの…サイズアップした胸が
ただの飾りじゃない事を祈りたいけど…
こっちも…まだ初心者で不慣れだから
おっぱいを飲ませる為に
前後のオムツを変えるにしても
その後のマッサージとか準備とか
前後に体重測ったりとかして
最後にミルクを飲ませてゲップさせるのを
全部通してすると…結構時間…掛かっちゃうもんな
赤ちゃんにミルクを飲ませて
カラコロとベッドを押して
自分の過ごしている特別室まで移動する
ソファの所に座って
ネットで色々と調べてみたら
生まれてすぐの新生児の赤ちゃんは
おっぱいを飲む力も弱いから
飲んでる途中で疲れちゃって
寝ちゃったりするみたい
おっぱいとおっぱいの間隔が
1時間とかで時間が空いて無くても
新生児の内は気にしなくていいみたい
飲ませる方も初心者なら
飲む方も初心者って事なのだそうだ
そのぷっくりとした
奏寿郎のほっぺたをつんつんとしながら
「ママも…頑張らないとだけど、
奏寿郎も…頑張らないとだよ?
生まれて来る時も、一緒に頑張ったもんねぇ~。
おっぱいも、一緒に頑張ろうねぇ~」
ガチャっとドアが開いて
「おっぱいの何を頑張るんだ?」