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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第124章 ついに来た8月… ~本陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



この…時間が……痛みは強いし
いきみたい感じで力を入れれないし
力を入れて痛みを逃せないから

ひたすらに…耐えるしかないけど…

「……ふぅ――――…ッ
すぅううっ、ふぅ―――ッ…」

「ボール使うか?」

テニスボールが用意してあるから
その椅子の上でこれを使えばどうかと
そう旦那さんが提案をして来て

試しに…お尻の下の
アクティブチェアとの間に
テニスボールを挟んでみたのだが

「旦那さんっ。これっ、
マジで、良いかも…っ知れない…。
腰の尾骨の辺りが砕ける感じがマシになるよ?」

と言うか…腰の骨…砕けてる感じしてるんだな

その感じがしてるって事は…
子宮口が開いて来て
赤ん坊が降りて来てる証拠らしいが

「何か、出来そうな事あるか?」

「顔…熱いから煽いでほしい…い…」

テニスボールが入っていた
アイテムボックスの様な箱には
うちわも入っていたから

そのうちわでパタパタと
奥さんの顔を煽ぐ
奥さんが…こんな風に
顔にぐっしょりと汗を掻いてる姿を
真夏の暑い時期に外でデートしてても
見た事はないから…奥さんの中では
出産に備えて…色々な変化が起こってるのだろうが

汗で髪が顔に張り付いていたので
その髪を顔から剥がす様にして耳に掛けると
そのまま汗でしっとりとしている
その顔の表面を撫でた

「髪の毛…顔に張り付いてたぞ…」

「ん、杏寿郎、ありがと。
杏寿郎の手…、いつも温かいのに
冷たい感じする…気持ち…いい…」

よしよしと奥さんの頭を撫でて
頭を撫でられるのが奥さんは好きだから
こうしてやれば…リラックスできるかと
そんな風に考えてして居たのだが

へへへ…陣痛の痛みで辛いながらも
奥さんが嬉しそうに目を細めていて

「杏寿郎…、ありがと…
頭…なでなで…、嬉しい…かも」

「奥さんは辛いとか、
しんどいって言わずに、
頑張ってくれてるだろう?」

「ん…でも…、杏寿郎が居てくれるし…。
ひとりだったら、しんどいしんどいって
言っちゃてるかも…だけど…ッ。
それに…、要くんも…頑張ってるから…
ひとりで…頑張ってるんじゃ…ないから…」

ガシガシと杏寿郎の手に
髪の毛がぐちゃぐちゃになるほどに
頭を撫でられてしまったのだけども

17時になる頃には…
更に…痛みと いきみたい感じが強くなって来て

子宮口は…9センチ…まで…開いていた

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