第124章 ついに来た８月…　～本陣痛編～　お相手：煉獄杏寿郎　現パロ

もうちょっとしたらお昼ご飯だし
お昼ご飯を食べてから
シャワーして汗でも流して
お産の時に着る病衣に着替えて
こっちの部屋に持って来たい物を持って
それからこっちに来てくれたらいいよ～と

凄い軽いノリで先生に言われたので
お産に備えて食べられるだけ
今の内に食べておいてね～とこっちに言って

今度は…１６時ぐらいに見るね～
それまでに破水したら教えてね～と
そんな感じで看護師さんに言って
先生はご飯食べに行って来る～と
LDRを出て行ってしまったのだけども

５分間隔の陣痛の合間を縫って
特別室まで移動して
先生はお昼ご飯を食べてから
シャワーを浴びて
病衣に着替えてと言って居たので
素直に言われた通りにする事にして

お昼ご飯が１２時だから
１２時にお昼ご飯を配膳して貰ったんだけど

「見てみてッ！ロコモコ丼だぁ～。
凄い、ロコモコ美味しそう～」

奥さんが朝にコンビニで買った
チョコバナナクレープ食べるからと言って
ロコモコ丼をシェアして食べたんだが

朝ご飯の時も美味いなって思ったんだが
昼のロコモコ丼も手作りのハンバーグで
メインのロコモコ丼にも野菜がたっぷりだが
野菜がごろごろしたコンソメスープに
サラダと手作りのゼリーとフルーツに
これまたゴロゴロとフルーツが入った
フルーツインティーがトレーに乗っていて

「ちょっとしたカフェのランチよりも
豪華な感じがするんだがな…」

「セットの飲み物をフルーツティーに
したら、差額取られそうだもんねカフェなら」

カフェで食べたら１５００円とか
しそうな感じのランチを頂いて
ここは病院だって一瞬忘れてたけど

味も凄く美味しくてカフェみたいと
これで…合間合間にお腹と腰の痛みさえ…
無かったらッて思うけど…
お腹はそんなに大したこと無いんだけど
鈍い生理痛みたいな鈍痛程度で
丁度…仙骨の辺りかちょっと下に
腰痛を感じてるんだけども…

「食べられそうか？奥さん、痛むのか？」

「いや…、何か…腰が痛いなって
感じる場所が…ずれて来た気がして…
腰って辺りからお尻の方に移動してるなって」

「移動してるんじゃないのか？中で」

「と言うか…陣痛ってさ
普通さ、お腹が痛くなるんじゃないの？
腰ばっかり痛いんだけど…？」

テレビのドラマの産気づいた妊婦さん
お腹痛いって言って
床で蹲ってるイメージなんだけど