第124章 ついに来た8月… ~本陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「それ…気になってたの?
まぁ、あるんだから座っても良いよ?
変な形の椅子だけど、座る為にあるんだし」
楽しそうにアクティブチェアで
ゆらゆらして遊んでる
杏寿郎は好きにして貰って置いて
ホテルのいい部屋並みの広さの
特別室の中をお部屋チェックをしながら
ウロウロとして見て回る
「成瀬さんだろうな」
「うん、私は普通の個室をって
お願いしてたから、成瀬さんだろうね。
もう、この時間ならLINEしても良いか…」
時間はもう7時を回ってたから
成瀬さんにLINEで
特別室の画像を添えて
お礼を言って置く事にして
成瀬さんからは何時ごろになりそう?と
そう返事が返って来たので
夜頃になりそうですと返して置いた
ナースコールで朝ご飯を用意するかと
そう尋ねて来られたので
朝ご飯は食べて来たけど用意して貰って
朝食を配膳に来て貰った時に
もし夜食までに生まれるなら
今日の夕食には
お祝い膳を用意するから
付き添いの方も別途3000円で
同じ物を用意してくれるらしく
どうされますか?と聞かれて
それまでに生まれるなら…と
お願いをして置いたのだが
朝ご飯は食べたけど…
食べてから2時間位経ってたし
ちょっと小腹が空いて来た頃だったので
持って来て貰った朝ご飯は2人で頂く事にして
「てか、パンの量、多くないか?」
「産後は身体の回復に、
栄養が沢山、要るんじゃない?
ここのご飯は美味しくて豪華だって、
地元では有名だもん」
パンも3種類あって
ジャムもイチゴジャムとマーマレードと
マーガリンが付いて来て居て
ポトフみたいなスープにサラダ
オムレツとカリカリベーコン
バナナとオレンジにフルーツヨーグルトで
ちょっとしたホテルの朝食よりも豪華だった
「いや、デザート…多いっ」
「何気に飲み物も多いがな…」
パックの牛乳に
ノンカフェインのアイスティー
リンゴジュースも付いて来て
「母乳出すのに、水分が要るとか?」
「さっき配膳に来た人が、
デイルームにお茶と、
ノンカフェインの紅茶とコーヒーを
用意してるから何時でもどうぞって言ってたぞ?」
本日の2回目の朝ご飯を食べている時に
奥さんが少し顔を顰めていたので
「痛い…感じになって来たか?」
「うん、……さっきまでよりも
痛い感じ…する…かも…ッ…
お母さんにも入院したって連絡しとこ…」