第124章 ついに来た8月… ~本陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
その機械のモニターで
赤ちゃんの心臓の動きと
お母さんの陣痛の様子が見れるのだそうで
「うーん、今の感じだと…準備期と
活動期の移行期って感じかなぁ」
要するに…看護師さんの話だと
まだまだって感じなのだろうけど
「じゃあ、そのまま…で
先生が来るまで待っててくださいね」
それから15分程して…
先生が内診をしに来てくれて
「うーん、3センチって所かなぁ~。
今はまだ、痛みも無い頃だろうし、
間隔が5分になって痛くなって来たら、
初産だし、こっち…来て貰おうかな?
この部屋は…、押さえておくから…
あっちの方が、ゆっくりできると思うよ~」
そう言って苦笑いしながら
先生が隣の部屋の方向を見ていて
隣からは痛みでうめき声をあげるのと
それに混じって時々痛い痛いって
叫んでる声が聞こえて来ていて
相当…な痛み…を感じて居るみたいだけど
その叫び声に混じって
先生が子供産んでるんだから
痛いのは当たり前っ…て同じ位で叫んでて
「あんな風に叫ぶと、体力消耗するから。
楽に産みたいなら、叫ばない方が良いよ~。
じゃあ、小野さん5分になったら呼んでくれる?」
「はい、わかりました。
5分になったら連絡させて貰います」
そう言って先生は戻って行ってしまって
まだ陣痛が5分間隔になるまでは
時間が掛かるしお隣が賑やかで
ゆっくり出来ないだろうからと
個室の方へ小野さんと呼ばれていた
看護師さんが案内をしてくれて
普通の1日6000円の
個室を前もってお願いしてたのに
何故か1日12000円の
1つだけしかない特別室に案内されて
広いリビングルームと
ベッドルームと
シャワールームに
ドレッサーとミニキッチンと
大型の液晶テレビがある
ホテルのいい部屋並みの特別室で
ベッドの上には天井に絵が描いてあって
リラックス出来るようになのか
クラッシックが掛かっている
このBGMはベッドの所でON OFFが
出来るスイッチがあるから好きにしてくれたらいいと
そう説明を受けて
冷蔵庫が部屋にあるから
買って来た物をそこで冷やしてねと言われて
ありがたくコンビニで買った物を
備え付けの冷蔵庫で冷やして置く事にして
ここにもアクティブチェアが置いてあったので
「これ、座ってみてもいいか?」
座って姿勢でゆらゆらと出来て
顔を置く場所が付いてる椅子なのだが