第123章 ついに来た8月… ~前駆陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎現パロ
夫婦でイチャイチャしてる夫婦も
うちの家ぐらいじゃないかって
そんな事を考えたりとかしながら
最初は30分間隔から始まって
12分間隔になるまでは
割とスムーズだったのに…
12分から10分には中々ならなくて
「ごめんね、杏寿郎。
こんな時間に、折角来て貰ったのに…、
さっきから12分から間隔縮まらないし…」
時間は…それから…2時間くらい経っていて
2023年8月8日の3時前位になっていて
10分になってからが
陣痛の始まりと言うらしく
産婦人科に連絡するタイミングらしいが
「四つん這いになったり、
胡坐をかいたりすると良いらしいぞ?」
陣痛を促す方法として
歩いたりとかスクワットとか
階段を上り下りとかあるけど
「母屋からは聞こえないだろうし、
静かに階段…上り下りしてみようかな?」
みくりがそう言って
離れの2階に繋がる階段がある方に
移動して行ったので何かあっても危ないし
一緒にそれに付き合う事にして
今は…離れの階段を…そろりそろりと
滑らない様にしながら上り下りしている
奥さんを…見守っているのだが
「どうだ…?奥さん…、
効果ありそうな感じするか?」
「何だろう、お腹は相変わらずなんだけどさ。
腰の方が…響く感じが…強くなってる気がする」
「ああ、そうだ…、
不死川が、これ持って行けって言って。
奥さんに差し入れがあるんだが飲むか?」
そう言って杏寿郎が
不死川さんから預かった物を
私の方へ手渡して来て
見慣れた感じの茶色い瓶の飲み物で
「って、何でオロナミンC??
いや、好きだから飲むけどさ」
その茶色い瓶の飲み物の正体は
オロナミンCだったのだが
オロナミンCには陣痛を促す効果が
あると言う科学的な根拠は無くて
一種のジンクスの様な物らしいが
「カフェイン入ってるらしいがな」
「じゃあ、半分こしようよ
折角不死川さんがくれたんだし、
今飲まないと…ダメな気がするしね」
そうみくりが言って
1本のオロナミンを2人で
仲良く半分こして飲んだのだが
「どうだ?ジンクス的な物だと思うが、
効果ありそうか?だったら、弄るか?」
そこと杏寿郎が胸の先を
指差して言って来て
確かに胸の先を刺激すると
子宮が収縮するから
今のタイミングですれば…
陣痛を促す効果が…期待できるかも知れない