第123章 ついに来た8月… ~前駆陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎現パロ
でも…陣痛が10分間隔になるまでに
多分数時間かかってとかするから
実際の所要時間は…もっと…なんだろうなぁ~
よしよしと杏寿郎の手が頭を撫でて来て
「そう言えば…慎司君が、
昨日からしばらく、ネモフィラパークに
ピザーラキャラバンが来てるから、
ピザ食べたいと言ってたらしくてな。
奥さんのおばあさんに、買って来て欲しいと
頼まれたんだが。奥さんも一緒に
お昼前に、買いに行くか?」
「中条市には、宅配ピザが無いんだよ。
市内でも、場所によっては
30分以内に配達できないから。
だから偶にスーパーとか
道の駅に宅配ピザの
キッチンカーちょこちょこ来るよ」
と言うか…朝はミスドのドーナッツで
昼はピザーラキャラバン…かぁ
昨日の夜にケーキ食べたしな…
もう…これは…12日の健診が来る前に
赤ちゃん産まないと…恐ろしい事に
なってそうな…気がするな… うん
杏寿郎が受付時間になったら
電話するから取りに行こうと言ってて
それまでの時間 ここでまったりして
イチャイチャしてまったりして過ごしてて
朝から静かだなって思ってたら
辰巳君は不死川さんのお手伝いに行ってて
慎司君もミニトマトの手伝いに
おこずかい稼ぎしに行ってるらしくて
おじさんがミニトマトの収穫とか
選別の手伝いしたら時給で
おこずかいをくれるらしいので
おこずかい稼ぎをしに行ってるのだそうで
「……7月からこっち…、
わりと、毎日忙しかったからな。
こんな風にゆっくり過ごす時間も
随分と…久しぶりに感じるな…」
そう隣にいる奥さんに声を掛けたが
返事が返って来なかったので
隣に視線を向けるとウトウトしている様で
少し寝かせて置いてやろうと思って
自分も…その寝顔を見ながら
ゆっくりと日曜の午前中の時間を過ごした
不死川には…数日中に
奥さんが出産する事になるだろうから
撮影に穴をあける日が出るとは伝えて置いたが
不死川からは問題ないと言われてしまって
不死川はすでにその日は
あの双子を俺の代りに参加させるつもりらしく
双子にも予定を開けて貰ってるらしい
既に市内在住の彼等を移住リアリティショーに
出演させてどうなんだと思ったが
不死川が言うには彼等には
地元の人として番組に出て貰って
地元民の知る人ぞ知る中条市を
あの2人に案内して貰う予定らしい