第123章 ついに来た8月… ~前駆陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎現パロ
ケーキとドーナッツを
隣の市で買って戻って来てから
気温もいい感じに下がって来てたので
夕飯までの時間に近所を
奥さんと一緒に散歩をして
ケーキは…夕食のデザートに
ドーナッツは日曜日の朝食に
それぞれ…なる事になった…のだが
奥さんがあっちの離れで
ケーキは食べようと言うので
夕飯の片付けを奥さんが
手伝うと言って居たので
先に奥さんのおばあさんが
トレーの上に俺と奥さんの分の
ケーキを乗せてくれたので
それを持って先に離れに戻っている事にして
何時もみたいにコーヒーは淹れれないが
ポーションタイプのコーヒーで
アイスコーヒーを入れて
夕食後のコーヒータイムにする事にしたのだが
奥さんが戻って来る頃に
アイスコーヒーは用意するとして
届いていたLINEやらに返事を返して
自分の母親から…奥さんの様子はどうだと
LINEが来ていたので 今日の健診で
言われた内容を報告して置いて
数日中には…産まれるかもって言われたから
産まれたら報告すると伝えて置いた
「杏寿郎、ただいま~。
一緒に買って来たケーキ食べようよ」
夕飯の片付けを終えた
みくりが離れに戻って来て
「ああ、奥さん。片付け終わったんだな。
そうだな…、ケーキ食べて
一息ついたら、一緒に風呂に入るか…」
ケーキケーキ…と嬉しそうに
自分のケーキの乗った皿を
みくりが自分の前に持って来て
フォークでケーキを1口大にして
自分の口の中にそれを入れる
「ん~、美味しいっ。
妊娠中のケーキ、罪の味がする。
あ、そうだ。ねぇねぇ、もしさ。
杏寿郎が赤ちゃん産む方側だったらさ、
何を今のタイミングで食べたいとかってある?」
「ん?俺か?そうだなぁ
俺ならココ壱のカレーと
吉野家の牛丼かもな、
いや…待てよ、だったら
肉だく牛丼の、超特盛の
お新香セットにトッピングは
ネギ玉子…にするな」
「牛丼…」
「そう言うのが…無性に、
食べたくなる時があるだろう?」
そんな会話をしながら
ケーキを一緒に食べていると
それまで普通にケーキを食べ進めていた
奥さんがその動きをピタッと止めてしまって居て
「奥さん、どうかしたのか?」
「ううん、何か…ちょっと、
お腹…が、張ってる感じがするなって。
今日の、健診で内診…して貰ったからかな?
痛いとか…、そんなんじゃないんだけどね」