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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第123章 ついに来た8月… ~前駆陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎現パロ



さっきの…あれが…おしるしって
可能性も…無きにしも非ずだから…
内診の所為…にしてしまわないで

ちょっと調べてみようかな…?

辰巳君が動画編集の
アルバイトに不死川さんに
呼び出されて行ってしまったので

ゲーム大会はそこでお開きになって

離れの部屋で杏寿郎と一緒に
まったりとビーズクッションに
もたれ掛りながらおしるしについて
スマートフォンで検索して調べてたんだけど

お産が近づいて来て
少し子宮口が開いて来たり
子宮が収縮したりすることで
子宮口を塞いでいた赤ちゃんを包んでいる
卵膜という膜の一部が剥がれ落ちて
少しだけ出血したのが
子宮頸管から出た粘液と混ざって
身体の外に出てきたものを…
おしるしと言うのだそうで

出産がもうすぐだからって
絶対あるものでもなくて

妊婦さんの半数位は
おしるしが無かったらしいけど

おしるしの特徴としては

量は少量
出血は長く続かない
おしるしは1回の時もあるし
複数回の場合もあるのだ…そうだ

おしるしがあった時は
その日…か数日大体3日以内には
陣痛が始まって赤ちゃんが生まれるらしいけど
中には…1週間後とかの場合もあるそうで

おしるしがあったからすぐ出産って
訳では無さそう…って事は分ったんだけど

「奥さん、どうかしたのか?」

「うん、今日の健診の
内診の所為かもなんだけどね?
さっき、おトイレに行った時にね、
ちょっとだけ…なんだけど…、
薄い出血…みたいなのがね…あったからさ。
もしかしたら、おしるしなんじゃないかなって」

「今日の内診…長くなかったか?」

私も…いつもより…長い気がしてたけど
毎回付き添って居る杏寿郎も
今回の内診が長かったと感じて居た様で

「ええっ?気のせいかと思ってたんだけど…ッ」

「いつものあの、300gの
ハンバーグの友達に聞いてみたらどうだ?」

そうだ…その手があった…
産婦人科での実務経験もあるし
今は…NICUで働いている
看護師の友達に…その事をLINEで聞いてみると


”内診グリグリ”されたんじゃない?という


謎めいたキーワードを頂戴したのだが…

それは何?と尋ねると
予定日を過ぎた妊婦さんや
39週を過ぎた妊婦さんにする
”卵膜剥離”と言う処置…なのだそうだが

子宮に指を入れて
赤ちゃん包んでいる卵膜を
子宮の壁から引き剥がすのだそう
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