第123章 ついに来た8月… ~前駆陣痛編~ お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「人間って凄いねぇ~、
ちゃんとそうなる様に出来てるんだね」
そう話をしてる最中も
眠そうにしていて
『また、4日にそっちに行くから…な。
奥さんは風呂に入って、風呂で
寝てしまわない様にするんだぞ?
髪も…乾かすんだぞ?それから…』
「いいってばっ、大丈夫だってば。
ちゃんと今から、お風呂入って。
歯磨きもしてから…、それからぁ、
お水も飲んでか…ら、寝るもんッ」
もう既に眠そうだしな…
電話を終えたものの
お風呂で寝落ちして溺れるなんて
なってしまっても心配だったので
しっかり者の辰巳君の方に
奥さんがちゃんと風呂に入って
風呂から上がったか見て欲しいと
LINEで頼んだのだが
お風呂中に辰巳君に
ドアの外から声を掛けられて
驚いた奥さんから
大量のLINEが届いたので
奥さんは無事に風呂に入った様で
俺は安心して自分も風呂に入って
自分に割り当てられた部屋の
布団の中に潜り込みながら
奥さんからのご不満のLINEに
1つ1つ…対応させて頂いたのだが…
こうして…夫婦になってから
こんな風に…離れて寝るのも
離れた場所の相手を想いながらLINEをするのも
それはそれで新鮮な気分になるが
今日は…移住リアリティショーの
顔合わせの日…だったのだが
甘露寺と…不死川の彼女…が…
俺が結婚してるって事を…
その会話の中で自然な連係プレーで
他のメンバーに教えられる流れを作ってくれたから
まぁ…指輪してるんだから
既婚者なのは…分かるだろうが
これが…奥さんが…心配して
2人にそれをお願いして…とか…で…
した事なのかとか…聞きたかったんだがな~
それを…奥さんに問い詰めるのは
週末の楽しみに取って置くとして
まだ…移住リアリティショーの
初日が終わった所だしな
2日3日4日と…もう3日を乗り切らないと
週末にはならないのだから
それまでは…奥さんとの
定期連絡の時間を楽しみにするしかないが
これが…あっちの二田の家で
同じ生活をして俺一人で
あの家に一人で過ごすってなると
それこそ…奥さん不足を満たせなくて
気分も滅入ってしまいそうだが…
色々と番組スタッフが考えてくれた
イベントみたいなので
スケジュールを埋めて貰ってるのもあるし
朝は朝活イベントがあるし…
今月はローカルフェスもあるし…
こっちの…方と…並走して行く形になる