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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



そう成瀬がこっちに言って来て
そう言えば…杏寿郎が
2人で花火をゆっくり見れる様に
してるって言ってけど
この成瀬さんの口ぶりだと…
成瀬さんもそれに一枚噛んでそうだな

「帰りはちゃんと運転手を
手配して置いたから、君のご家族は
先にあの家までお送りして置くよ?
花火が終わる頃には、伸介も
歩ける位にはなってるだろうしね」

でも…杏寿郎は…
花火が終わった後は
明日からの朝活イベントの準備とかあるし
片付けをしないといけないじゃ…

私は…誰と帰るのかと…心配したんだけど

「え、でも…主人は花火の後は
こちらの、片付けがあるので…」

成瀬さんのお父さん達が居る手前
何時もみたいな口調では言えずに
成瀬に対してそう言うと

「花火の後もしばらくは出店は
営業してるしね、人は一気に減るから
会場もそんなにスタッフは要らないよ。
だから、杏寿郎君に家まで送って貰えばいいよ」

ここから家までは片道15分
掛かるか掛からないかの距離だから
往復しても30分掛からない位だし
花火が済んだら杏寿郎に
家まで送って貰えば良いと言って来て

私の為に用意をしている
特別席へと案内してくれると言う
花火大会のスタッフの女性が
こちらに声を掛けに来て

おばあちゃんとおじいちゃんに見送られて
あの…独特の空気感の場所から
私はようやく解放された訳なのだが

一般のお客さんが通らない
裏側を通ってスタッフさんの案内で
歩いているのだけど…
これ…ってどんどん公園の外へ向かってる気がして

打ち上げをする予定の敷地からは
真逆の方向に つまりは
ここ公園の入り口と言うか出口と言うか
ゲート側の方へ進んでいるのだが

駐車場の方へ向かって行って
その駐車場から
公園の真向かいにある
某有名ユーチューバーとのコラボの
アスレチックを建設する為に
土地を広げている高台の方へ続く

あっち側の公園の中の
ラベンダーの畑の辺りにある駐車場と
こっち側の道を挟んだ駐車場とを結ぶ
工事中の車両と人が渡れる歩道橋の様な物が
その部分は完成してるのだが
更にその先に…高台の建設エリアへと
どの歩道橋の続きの道が伸びていて

今は建設中のエリアなので
当然立ち入り禁止の場所なのだが

どの立ててあるポールをスルーして
その人がドンドン進んで行くから

「あのっ、大丈夫なんですか?」


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