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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ



「我々両家にもたらしてくれた事に対して、
感謝をしないといけない位だからね」

西井君のお父さんに
杏寿郎が世話になったと
言って居たのでそのお礼を言うと
逆にお礼を言われてしまって

お弁当を見てその盛り付けから
三鷹屋の特別なお弁当だとは
すぐにわかったのだが

この会の為に杏寿郎が
花火の席とセットで
予約していた弁当とは別に
成瀬さんが用意をしてくれていた様で

三鷹屋さんのお弁当なのだから
当然味は間違いないので
おじさんと持留のおっちゃんの
お酒は進みまくった訳で

夕方から酔っぱらってた2人は
更にお酒が入って大笑いして飲んでたんだけども

おじいちゃんも何気に
結構な量…静かにしてたけど飲んでて

そんな状況の中で
食べたお弁当は当然
味なんてわかる訳が無くて
折角の三鷹屋さんのお弁当なのにって

そんな風に思ってしまいながら
喉を通らなくて残してしまって居て
おばあちゃんがあの2人が
お弁当を食べたお陰で
保冷バックにスペースが出来たから
ここに居れておけばいいと言ってくれて
素直にその言葉に甘える事にした

先に食べ終わた二人を
お友達が呼びに来て
一臣が一緒に行きたいと言って来て

自分達が面倒をみるからと
そのまま一臣君を連れて
お祭りを楽しみに行ってしまって

調子良く飲んでいた
おじさんと持留のおっちゃんは
そのまま酔いつぶれて寝てしまって居て

「ごめんねぇ、うちの伸介が…
こんな場所なのに遠慮がなさすぎて。
一成君に久しぶりに会えて、
嬉しかったんだと…思うの…よね」

おばあちゃんが申し訳なさそうにしながら
そう面々に対して頭を下げていて

「いえ、僕が…こうなるのを
知ってて、2人に飲ませたんだ。
伸介のお母さんは…、
気にしなくてもいいですよ。
花火が始まれば音で嫌でも、
この2人も起きるでしょうしね」

そういびきを掻いて寝てしまってる
2人の方を見ながら 成瀬が顔を緩ませて

付き合いの長い3人なのだから
一緒に何度も飲んでる仲なので
どれぐらい飲めばこうなるかは
知っていたと成瀬が言って来て

「ああ、そうだ。みくりちゃん。
女神様には特別席をご用意してあるよ?
ここからだと、一番良く花火は見えるが
打ち上げ場所から近いから
その分音も大きいからね…
お腹の赤ちゃんが
びっくりしちゃっても良くないしね」

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