第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
「いや…、私は…
こう言うのは…あんまり…ッ。
と言うか、旦那さんは
こんな場所でウロウロして良いの?」
「ああ、俺か?俺は祭りの
会場の全体の状況を見て回ってたんだ。
まぁ、警察も巡回をしてるし、
小学校中学校、高校の教員も
見守り巡回はしてくれてるしな。
どうだ、奥さんも…まだ、
混雑もしてないし、一緒に巡回するか?」
この場を離れる事になるので
2人にはLINEをして置いて
杏寿郎と一緒に祭りの会場を見て回る
「この公園には
大きな広場が幾つかあるからな。
来月のイベントはステージも
複数になるしな…どのステージに
どのアーティストを配置するかも…肝になるしな」
「しのぶちゃんから、聞いたんだけど、
ステージの一か所にバーチャルステージを
設置するって言ってたよね?
そこで、初音ミクとかVチューバーも
アーティストとして出演するって話」
「ああ。前に胡蝶が
コスプレイベントを開催したりしてたし、
日本の文化だしな、当日に
色んな層の客を取り込めるからな」
そう言いながらある場所に着いたが
そこには普通の屋台じゃなくて
ショッピングモールとかにある
似顔絵を描いてくれたり
自分の名前の漢字で
良い感じの名言みたいにしてくれるのとか
占いをしてくれる…ブースがあって
パワーストーンなどの
開運グッツとかも売っている様だ
そして…若い中学生高校生や
小学校高学年の女の子達で賑わって居る
「神南港市には占いの店が
沢山あるだろう?ここで
出張占いしてくれる占い師を
胡蝶が集めてくれたんだ。
ああ、そうそう、産まれてくる
子供に付けようと思った名前もな
先に見て貰ってたんだが…良さそうだったぞ?」
って…まだ教えないと人に
言って置いて…ちゃっかり
姓名判断して貰ってたのか…
「普通の出店だけじゃなくて
こう言う出店もあるんだね…意外だし、
確かに女の子って、占いとか
おまじないアイテムとかって
好きな感じする…もん…。
昔サン宝石で…そう言うの友達と
一緒に送料浮かせるのに
注文したりしたなぁって
あのカタログが家に届くの楽しみだったな~」
「あるぞ?サン宝石」
そう言って杏寿郎が
ある方向を指差した
そこはもう女の子達が密集してる
カオスな空間が出来上がっているのだが
サン宝石は通販だけじゃなくて
店舗販売に
出張販売もしているらしく