第122章 2人で見上げた夏の夜空は… お相手:煉獄杏寿郎 現パロ
がっしりと杏寿郎に
身体をホールドされてしまって
抜け出そうとするほど…ロックされてしまう
部屋の温度…寒い位で…丁度良かったのかも…ッ
そんな事を考えながら
無駄な抵抗をするのは諦めて
そのまま杏寿郎に抱きしめられたままで
素直に眠る事にした
次に目を醒ましたころには…
外から蝉の声がしていて
すっかり…朝になっていた訳なのだが
とりあえず…私は…まだ眠たそうな
杏寿郎をベッドから追い出して
ベッドのシーツを剥ぎ取ると
それを洗濯機に放り込んで
柔軟剤多めの設定でスタートさせた
「奥さん…、今朝はゆっくりで良いって
俺は…言わなかったか?」
「杏寿郎はまだ…寝てていいよ。
寝るんだったら、別のシーツ掛けるからさ。
起きたら、朝ご飯食べられる様に
あっち行って、用意して来るからね」
「奥さんが、居ないんだったら…
ベッドでゆっくりしても意味ないだろう?」
「ああんっ、もぅ!一緒にって事ね?
一緒に寝れば、旦那さんは満足なのね?
分った、分かった、分かりましたっ」
シーツは洗濯中だから
予備のシーツを杏寿郎に渡すと
シーツをベッドに掛けてくれて
先に自分がベッドに入ると
こっちにおいでおいでとして来て
「奥さんも、一緒にゆっくりするだろう?」
「旦那さんがそうしろって言ったんだよ?」
「はははは、そうだったな。
そんな…日曜日の午前中の過ごし方は
俺は、贅沢だと思うんだがな…」
離れの掃除とかは…杏寿郎を
送り出してからでいいだろうし
今は…贅沢な休日の午前中を…
旦那さんとベッドの中で過ごす事になって
……当然… 最初はイチャイチャしながら
お布団の中でゴロゴロしていて
合間にキスとかしてる内に…
ちょっとだけ…えっちな事をしたりして
「流石に…この時間…から、
奥さんを大きな声で、あっちに聞こえる程
喘がせる訳には行かないしな」
「続きは…、また夜?
でも…今日は…旦那さん…も
片付け終わったら遅くなっちゃわない?」
「そうだな、片付けをしてたら
遅くなってしまうだろうな…。
今日は…先に風呂に入って
俺の事は待たなくていいから
奥さんは、先に休んでくれてていいぞ?」
「うん…分かった…。
でも…花火…観るの…4年ぶり……だね」
「ああ、この4年の間は
全国的にも花火大会自体が中止だったしな」