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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「私も歳を取る筈だわぁ~」

「え~、でも、珠樹さん
全然、前に見た時から変わってないよ~」

「え?それ本当?
あら~っ、ヤダわ~嬉しい~」

みくりの言葉に
満更でもない様子で珠樹が嬉しそうにしていて

「おい、珠樹。こっち、座って、
お前も、食え。仕事してたんだから
腹、減ってんだろ?」

伸介がそう言って珠樹が伸介の隣の
空いていた席に座ると
八寸から汁物 お造り 焼き物に
天ぷらと運ばれてきた順に
テーブルに置かれていた料理に
掛けられていたラップをいそいそと外して

さっきまで仕事をしていて
空腹だったのか…あっという間に
後から来たのに料理を平らげてしまって

その速さに驚いてしまったのだが

「あら?驚いちゃった?
看護師はね、食事は速いものなのよ」

そんな話をしていると
地元の野菜を使った煮物が運ばれて来て

その煮物の後は 茶わん蒸し
それから酢の物が運ばれて来て

最後には…ご飯ものが運ばれて来るのだが

そのご飯が…ミニサイズのうな丼になっていて

「よっしゃぁああっ!
三鷹屋のうなぎぃいいいっ!」

「見たら、分かるから、静かにしろ慎司」

うな丼の登場に慎司のテンションが
いっきにうなぎだけにうなぎのぼりで
隣に座っていた辰巳がそれを制すると

「ほら、ウナギ、分けてやるから
辰巳、ウナギ好きだろ?うめぇぞ?」

そう言って下のご飯が見えない位に
お茶碗の上に乗っていた
ウナギの切り身を1切れ
慎司が辰巳のお茶碗の上に乗せて来て

「慎ちゃんよりも、辰巳くんの方が
ウナギ、昔から好きだもんね」

そう言って祖母が嬉しそうに
その双子のやりとりを見ていて

使って居るウナギは
愛知県の三河産らしいので
国産ウナギを贅沢に使った
うな丼?うなぎご飯?は美味しかったのだが

「ねぇ、これって…三鷹屋さんに
お願いしてくれたんでしょ?
普段は、お寿司だもん…ご飯」

「珠樹がな…、うなぎが食べたいって
言ったんだよ。おふくろはおふくろで
絶対、すっぽんのスープって言うから…」

そう伸介がこのコースは
片山家の女性陣のご要望に
お応えした特別なコースだったのだと
そう最後のデザートの前に言って来て

奥さんも美味しそうに
うなぎを食べてたので良かったのだが

「美味いか?奥さん」

「うん。うなぎ、美味しいね」

「ああ、そうだな」
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