第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
そう言いながら
焼きナスを持って来てくれて
奥さんの無限おつまみのシステムの元は
この奥さんのお祖母さんなのではないかと
そんな風に思いながら
奥さんのお祖父さんと焼酎を飲んでいると
ガラガラと玄関が開いて
おじさんが戻って来た様で
ハウスでの作業なので
そのまま真っすぐシャワーを浴びに行ってるので
おじさんのシャワーが終わるのを
待っておいて欲しいと
奥さんの祖母が声を掛けて来て
そろそろ3人にも遊ぶのを止めて
外の出る準備なり
今の内にトイレに行きなさいと
言って居たのだが
「煉獄サンも、トイレ行っとけば?
でないとアマガエルのトイレだぜ?」
そうだった…確か
建物が凄く古いんだったな…
地元の割烹旅館の三鷹屋
奥さんの祖母が三鷹屋に電話をしていて
揃ったから送迎をお願いしますと言う事で
何時と言う予約ではなくて
おじさんが戻るのを待っていた様だった
おじさんがシャワーを終える頃には
ささっと今のテーブルの上は
奥さんと奥さんのお祖母さんが
綺麗に片付けをしてしまっていて
「よぉ、杏寿郎君、いらっしゃい。
田舎で何もねぇ所だけど、
顔見せてやってくれたら、うちの
あの2人も喜ぶからな。ああ、そうだ
珠樹が間に合いそうだったら顔出せるかもって」
「え!!?母さんも…来れるの?」
「ええっ?マジ?母さんも来んの?」
「うちのかみさん、まだ…会ってないもんな?
ずっと、杏寿郎君に会いたい会いたいって
言ってたしな。今日は…早く帰れそうって
さっきLINE来てたからな」
今だに俺が一度も出会った事がない
奥さんのおじさんの奥さんと
あっちで出会えそうな感じらしく
「珠樹さん…、私も会うの久しぶり」
「今日の食事会を、親父に言い出したのはな、
実は珠樹なんだ。珠樹は割と融通が
利かない仕事してるからな。
結婚式にも顔出してないし、気にしててな」
「でも、珠樹さん…それ気にしてたのか
お祝いすごい沢山してくれてたでしょ?」
「それそれ、そのお祝い返しもな。
返し過ぎだって言ってたしな。
今日は…俺と珠樹の驕りだ。食っとけ食っとけ」
そう言ってるおじさんは
かなり上機嫌なので
珠樹さんと一緒にと言うのが嬉しい様で
「万年新婚夫婦…」
「五月蠅い黙れッ、
お前等の所もそうなりそうだぞ」
その言葉に慎司と辰巳が顔を見合わせていて