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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



それでも奥さんが言うには
あの2人が小さい頃には
奥さんは家に居たと言うので

その時は仕事を制限して居た様だが
ある程度手が離れてからは
病棟師長をしてるのもあって
家に帰って来る時間も遅いのだそうだ

「それに…ね、その…
私達とお休みのタイミングが違うから
中々会えないってだけでね……」

恥ずかしそうにしながら
ある事を耳打ちして来て
あのいとこの2人が
こっちの母屋に部屋があるのは
おじさん達ご夫婦は…夫婦仲が良いと言う
その辺りの事情もあるのだそうだ

テーブルの上に置いてた
みくりのスマートフォンに
慎司からLINE通話があって
どうやら祖父がグランドゴルフから
戻って来たから母屋の居間で
一緒にケーキを食べようという事で

離れの電気を消して
空いていたガラス戸を締めようとしたら
敷地の中だからそのままでいいよと
そうみくりが言って来て
この辺りの人は買い物に行く時も
戸締りしない…らしく…

やっぱり…この辺りは平和なんだなと
そう思ってしまったのだが

「お祖父さんには、
焼酎を用意してるからな」

「もう、それ…そのままこの時間から
飲もうって流れになるよ?杏寿郎。
うちのじいちゃん、杏寿郎とお酒飲むの
ずっと楽しみにしてたみたいだから」

離れから母屋へは渡り廊下で
繋がっているから
そのまま移動する事が出来る

居間に移動すると

居間の机の上には
お皿とフォークが用意してあって
机の真ん中にケーキの箱がある

「杏寿郎君はコーヒーで良かったわよね?
はい、アンタ達はカルピスね。
みくりちゃんはどうする?
今はコーヒーじゃない方がいいわよね?」

そう言って先に祖父と俺に
ホットコーヒーを祖母が渡して来て
奥さんのいとこの2人には
グラスに入ったカルピスを渡して居て
奥さんには何がいいかと尋ねていて

「私も、カルピスッ飲みたいな」

こうやって見てると…
奥さんとあのふたりの扱い同じだな
まぁ…あのお祖母さんが3人を
育てた様な物だから
それは仕方ないのかも知れないが

「みくりちゃんはミルフィーユね、
それから、慎ちゃんはチョコのケーキ、
辰くんはチーズケーキね、後は
適当にあるからお好きなのどうぞ」

「エルドさんのケーキ~、やったぁ」

もう…3人がどのケーキを食べるのかは
定番化してる様で
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