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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「沢山の…嬉しいなって気持ちとかね
幸せだな…って気持ちを、貰ってたから。
ず――っと…、このままでも…良いのにって、
そんな風にもね、思っちゃうぐらいだよ?」

よしよしと空いている方の手で
みくりが自分のお腹を撫でていて
その大きくなったお腹を眺めている
その顔は…母親の顔をしているから

産まれる前から要は…

奥さんとの大切な時間を過ごしていたのだろうが

「流石にずっと…そのままは…
無理があるだろう?奥さんは…
1年も、2年も…お腹の中で
要を育てるつもりなのか?」

「でも…お腹の中から
居なくなっちゃうのは
それはそれで、寂しいんだってば~」

よしよしと杏寿郎が
みくりの頭を撫でて来て

「寂しくはないだろう?みくり。
今も一緒だが、産まれて来てからも
ずっと…一緒なんだからな?」

杏寿郎のその言葉に
うんうんとみくりが頷いて

「うん…、楽しみ…だね…。
あのね…、…産休に入ってからね。
ああ、もうすぐ産まなくっちゃって
そんな風に思う事が…多くてさ…。
楽しみな部分もあるんだよ…でも…」

「不安か?」

「そりゃあ…、不安にも…なるよ。
子供…産んだ経験…なんて…ないんだし…」

杏寿郎が腕をみくりの身体に回して来て

包み込まれる様にして抱きしめられて

「だが…、俺も、奥さんも…
そうやって…産んで貰ったんだしな…」

そうだ…自分…も…ッ

お母さんに…そんな風に産んで貰って

今…ここに…こうしているんだ…

お母さんの事は…おばあちゃんがそうして

おばあちゃんお事は ひいおばあちゃんがって

ずっとそうして…続いて 繋がって行って

今までもそうして来た様に…

これから先の未来にも…続いて行くん…だ

「杏寿郎ッ」

「どうしたんだ?奥さん」

「今の地球の総人口…って何人?」

「今のか?…そうだな…
それらしい数字…だと…
2022年の11月の時点で
世界の人口は80億人を突破したと
ネットニュースがあるな…」

「それって、地球に80億人…
人がいるって事だよね?」

「ああ、…単純に考えれば…そうなるが」

自分の出産が不安と言う話から
どうしてだか世界の総人口の話に
自分達の家の話が何故か
ワールドワイドになってしまって居た

「世界の総人口なんて知ってどうするんだ?」
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