第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「え?…でも…何かに理由付けて
あっちの家に…お世話になるつもりに
してるんでしょ?おばあちゃんが
嬉しそうにLINEして来てたけど?」
「いやっ…その…それはだな、
決して俺が、職権乱用して
奥さんのあの家に、世話になろうと
してる…訳では無くて…だな…っ、
その、たまたまなんだ。夏の
イベントにコロナの制限も無くなったし、
成瀬さんと中条市の方がな?
夏に盛大なイベントを
したいって…言って来てだな」
そんな風に言い訳をして来るが
何かにつけて泊まる気で居るのは
魂胆が見え見え過ぎるのにッ…
「はいはい、お仕事だからですか。
でも…二田から中条市まで、
下道でも1時間位で帰れるよね?」
「なっ、みくり。
そんな事言わなくてもいいだろう?」
「はいはい、もう、言いませんよ~だ。
さ、テレビでも…観ようっと」
そう言ってテレビをつけると
丁度ニュースでディズニーの初の
ドローンショーをしているニュースをやっていて
「ちょっ、これっ!!杏寿郎
見て見て、凄いよっ、ドローンショー。
へぇ~、凄い凄いっ。こんなの出来るんだ
700機のドローンって、
人が700人じゃないよね?
そんなに集めたら人件費ヤバいもんね」
その15分間のショーに
700機のドローンが
使用されているとキャスターが
話しているのをみくりが聞いて
「プログラムか何かで、してるのかな?」
「ああ、そうだぞ?今、日本で
ドローンショーを請け負ってる会社は
全国に3社しかないからな。
だが…ショーのコスパも…普通に
花火大会するよりも各段に良いし
煙が出ないし、何より話題性もあるし…な」
そう一緒にそのニュースを見ていた
杏寿郎が嬉しそうな顔をしながら
ドローンショーの話をして来て
「と…、言うか…詳しくない?」
「俺はまだ、7月のイベントの話は
奥さんにはしてなかっただろう?」
7月には…夏休みに合わせて
朝活イベントするって言ってたけど
確かに…月の前半…は
杏寿郎が担当するイベントが
何も無い…事になるな
「って、もしかして…7月にも…
大きなイベントをする…計画なの?」
「ああ、あそこで花火大会をな。
成瀬さんの希望でする事になってるぞ」
「もしかして、その花火大会って」
「花火大会と、ドローンショーをな。
当日は…特等席で観覧できるぞ」