第121章 ピックアップ御礼 7月1日のお話 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
ラフがOK出たら
もうちょっとしっかり描いて
それを納品するつもりで居るけど
「まさか…また、
絵コンテ…切るなんて…なぁ
自分でも、思ってなかったしな~」
後は…明日から帰省するために
あの杏寿郎の言い方だと
結局…里帰りしても
ずっとあっちの家に来そうな
そんなニュアンスの言い方をしてたけど
それでも…と思って
今は鍋で作り置きのカレーと
今夜のカレーを用意している
昨日は昨日で杏寿郎が好きな
キャベツが沢山入った
キャベツハンバーグを焼いて置いて
冷凍保存して置いてある
ハンバーグは焼いてから保存すれば
冷凍庫で1ヶ月保存する事が出来る
後はちょっとした
切り干し大根の煮物や
にんじんしりしり
茄子のピリ辛炒め等と
きんぷらごぼうを
小分けにして冷凍して置いた
別に杏寿郎は料理も
ある程度は出来るから
ここまで用意しなくていいとは
言われているんだけど…
自分が家を…2ヶ月以上空けるとなると
ちょっとは…何かして置いた方が
いいんじゃないかって思ってしまって
ついつい用意をしてしまっていた
玄関の方から音が聞こえて来て
杏寿郎が帰って来たので
玄関まで杏寿郎を迎えに行く
「杏寿郎…。お帰りなさい」
「ああ。ただいま奥さん。
今日はカレーか?カレーの香りが
外までしてたからな…」
ちゅ…ぅ…と杏寿郎がただいまのキスを
玄関の所で頬にしてくれて
「奥さんが、家に帰ったら居てくれて
俺の事を出迎えてくれるなんて、
奥さんが専業主婦にでもなったみたいだな」
「え?でも…大概いつも私の方が
先に家に帰って来てるし
杏寿郎の事、出迎えてると思うけど?」
28日からこうして
玄関まで出迎えに来てるから
杏寿郎はその事を言ってるのかもだけど
「いつもは、キッチンで
お出迎えしてくれるだろ?
こんな風に玄関まで来て、
嬉しそうに出迎えてくれないしな。
それに…。奥さんが家に居てくれる間は、
俺が帰って来た時にルーティーンで
玄関でのキスも追加できそうだしな」
そう言って ははははと
杏寿郎が嬉しそうに笑って居て
おかえりなさいのキスの1つで
そんなにも喜んでもらえるなら
おかえりなさいのキス位…
毎日してもいいなって思っちゃうな
「ねぇ、杏寿郎。私達の
夫婦のルーティーンに
お帰りなさいのキスを加えるって事?」
「ダメか…?」