第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
夕食は中条市の食材を使った
コース料理でメインは
中条ハーブ鶏のロティサリーチキンだったのだが
奥さんの第二の実家の
片山さん家のミニトマトを
たっぷりと使った
石窯で焼いたピザは美味かったので
途中でピザを2枚追加注文したりして
奥さんが前に清水さんの所の
管理釣り場ではニジマスが釣れると
そう言って居たのだが
その清水さんの所のニジマスを使った
中条市の地元の野菜がたっぷり入った
夏野菜のアクアパッツァも
昨日の奥さんが月城さんと
作った尺山女魚のアクアパッツァも
仕上げは俺が…したが…
絶品だったのだが こっちの
ニジマスの方も文句なしに美味くて
中条市は駆除した鹿の
利用にも力を入れているらしく
奥さんの同級生である
松代さんが話していたのだが
奥さん達の同級生が
鹿肉の専門の料理屋を始めたらしく
雑誌とかでも紹介されているらしい
そこが作っている
鹿肉のローストが
これまた…絶品で
鹿肉を使っているからくどくなくて
柔らかくてジューシーで
「鹿のローストなんて…初めてなのですが、
こんなに…柔らかくて、美味しいのですね…」
「美味いな、鹿のロースト。
これは、ビールに合うな」
うんうんと月城の隣で
錆兎が鹿のローストをツマミにして
渡辺酒造のクラフトビールを飲んでいて
私の隣の杏寿郎は杏寿郎で
美味い美味いって言いながら
渡辺酒造の賞を受賞した
日本酒を飲んでいて
「料理が美味いと、酒が進むな…、
なぁ、そうだろう?錆兎」
「ああ。これと、アクアパッツァで
何本でもビールが飲めそうだしな…」
「ロティサリーチキンは、
ワインとも合いますね…」
そう言いながら月城が飲んでいるのは
地元のワイナリーの白ワインを飲んでいて
私は…気分だけでも…と思って
ノンアルコールのビールを頂いてる
夕食が始まった頃の
杏寿郎と錆兎さんの
変な気まずい空気も
食事がある程度進んで
お酒もそれなりに入った頃には
すっかり…いつもの感じになっていて
夕食の最後には
デザートとコーヒーが運ばれて来て
私の分はデカフェの
カフェインレスコーヒーの
カフェオレにして貰えたので
ウッドデッキに備え付けてある
テントサウナのスイッチを入れて
露天風呂の方にはお湯張りをしていて
それが良い感じになるのを
ゆっくりデザートを頂きながら待つ