第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「って、みくりっ
そのお腹ッ、予定日いつ?
もうすぐだよね?その感じだとッ」
そうみくりのお腹を見て
真希が尋ねて来て
「予定日は…8月の9日なんだけど…」
「やったっ!西井から聞いたんだけどさ。
みくり、こっち引っ越ししてくるんでしょ?
だったら、うちの子と同級生になるね」
真希からは子供が産まれたなんて
そんな報告は受けていないので
出産を今年の4月以降にしたのでないなら…
「へ?え?ええええっ?
え?じゃあ…、真希ちゃん…今ッ」
「そう、中々ね、出来なくてさ。
私が仕事忙しくて、タイミング取れなくてね。
やっと…恵まれたって感じなんだけどね。
へへへへ~、予定日来年の3月なんだ~」
奥さんは松代さんと
お互いの手を取り合って
お互いの子供が同級生になるのを
喜び合ってる感じだし
「ねぇ、真希ちゃんが、
成瀬さんに、ここにって言ったの?」
「そうなんだよ、実はね。
7月1日から…前からある
トレーラーハウスの場所の
更に奥の敷地になるんだけどね…。
新しい宿泊エリアがさ、オープンするの。
だから、成瀬さんに、みくりが
来るんだったら、その新エリアも
見てもらいたいなって話したんだ~」
チェックインは15時からで
バーベキューをする客は
早めにチェックインして準備をしてるから
この受付棟も今は俺達しか居ないので
松代もここのスタッフと言うよりは
みくりの同級生モードで話して居て
「アイツの作った日本酒がね、
コンクールで賞取ってさ。
アイツも、一気に有名人みたいになってさ?
でも…色々とアイツが吹っ切れたのも、
去年のコスモスのイベント後
辺りからだったから~。
アンタが…アイツに、
何か言ったりしたんじゃないの?」
真希ちゃんの話によると
コンクールで賞を取った事で
全国から注文が殺到する様になって
今の家族の体制ではイベントや
酒蔵での酒造り インターネットの通販と
多岐に渡る仕事を捌くのが難しくなったみたいで
東京とか九州とか
大阪とか神南港に就職した
自分の仲良かった友人達に
仕事を手伝って欲しいって
声を掛けて頼んだらしくて
営業の仕事をしてた友人が
その営業のノウハウを生かして
東京に住んでたのもあって
東京のツテからツテにそれから
全国回って売り込みしてくれてるみたい