第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
9月から10月に掛けては
オクトーバーフェスのイベントを
渡辺酒造のクラフトビールと
このトレーラービレッジで開催するらしく
本場のドイツの普段は日本では
飲めないビールを飲めるらしい
「日本で本場のビールが楽しめるのか、
それは是非とも、お邪魔したいイベントだが…
そんなイベントが出来る場所が、
このグランピング場にあったか?」
真希が言うには宿泊客も居るので
そっちの前に泊ったエリアでは
ワゴンにてビールを販売して
そのエリアには一般客は
入らないようにする予定なのだそうだ
チケットも完全日付指定制の
数量限定の販売で参加人数には
制限を掛けてのイベントらしいのだが
「その為の会場になる場所にね
今から…案内するね…」
そう真希が言うと新しく7月から
オープンする新エリアの方へ
俺達4人を先導して案内をしてくれて
その新エリアは中央に大きな
キャンプファイヤーが楽しめる
ファイヤーピットがあって
円形の石造りの大型のファイヤーピットを
石のタイルで囲んであって
円形のスペースが出来ていて
その焚火を取り囲む様にして
円形のソファでキャンプファイヤーを
寛ぎながら十人ちょっとで取り囲める
その一番大きな円形のピットと
それよりは小型の据え置き型のピットを
同じ様に6人ほどで取り囲める
ちょっと小ぶりのピットエリアが
3つ配置されて居て
ちょっとしたショーや
コンサートも出来そうなステージもある
「ここが…オクトーバーフェスの会場。
宿泊するお客さんは、自分達の
リビングとかウッドデッキがあるから」
当日は空いているスペースに
テーブルを並べて立ち飲み席と
アウトドア用のレジャーシートを敷いて
折り畳みテーブルを数個設置した
シート席を設けるのだそうだ
元々のこのエリアの
バーカウンターにも
立派なビールサーバーがあって
当日にはドイツの民族衣装に
身を包んだオクトーバーガールの
会場を移動しながら
ビールを販売する
球場のビール売りの様な
若くて可愛いアルバイトの子を用意するらしい
「あそこのステージでは
ショーも開催されるのですか?」
そう月城が見ている
ステージを指差して質問すると
バーカウンターでお酒を買って
ジャズの生演奏を聞きながら
揺れる焚火の炎を眺められるらしい
奥にはレストランがあるらしく