第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「今は無理だって言いたいんだろう?
だったら、あっちに着いてからな?
今日の部屋は、別にして欲しいって
予め成瀬さんには頼んであるからな?」
「……ッ…。そ、…れ…って…ッ」
「今夜は…奥さんと、ゆっくりと、
夫婦水入らずをしたいってだけだが?」
今日は4人で一緒の部屋かなって
そんな風に思ったり
隣同士かなとかも思ったりもしたけど
そうだよね…前の博多の時も
2人ずつのお部屋…用意してくれてたもんね
ネモフィラパーク中条を後にして
辿り着いた本日の宿泊先が…
前に…たけのこ堀りに来た時に
お世話になった…
トレーラーハウスのグランピング場の
トレーラービレッジで
前に来た時よりも…
駐車場が道を挟んだ向かい側にもあって
規模が拡大している様だった
ここの駐車場で荷物を降ろして貰って
明日の朝に俺はここから出勤するので
一足先に普通のタクシーで
ここを出る事になるが
奥さん達はそのまま
中条市観光をして
夕方には二田の家に
奥さんを送ってくれる話になって居る
あの2人はそのまま
明後日は大阪をその翌日に京都を
2人で観光すると言っていたな
駐車場からビレッジのゲートをくぐると
その先は受付棟なのだが
この建物の中にも
奥さんのいとこの作ったのであろう
竹のランプがずらっと並んでいて
ここの売店で購入する事が出来る様だった
「杏寿郎、じいちゃんのか、
辰巳君のか分からないけど、
竹のランプここにもあるね~。
そう言えば、慎ちゃんが
放置されてる自分の村の竹林の、竹を
市からお願いされて近所の人と
切りに行ったって言ってたな」
そう言って慎司との
トークルームの画像を見せて来て
「あの器用なお祖父さんが、
その竹を有効利用しようって
色々作ったんじゃないか?」
『ようこそ起こし下さいました。
トレーラービレッジへ。
総支配人より、お話をお伺いしております』
そう受付のカウンターから
聞き覚えのある声が聞こえて来て
やっほ~とこちらに手を振ってる
同級生の松代真希の姿が見えて
タブレット端末で
同時にチェックインが出来るので
杏寿郎と錆兎が隣同士の端末で
真希の説明を受けながらチェックインをする
※1322ページに登場しています
夢主の同級生の松代真希ちゃん
ここ以外にも登場してる時があります