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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「雅の分も買って来たぞ?
鹿肉のコロッケ。
この辺りのイベントの名物らしいんだ」

「すいません、
ありがとうございます。錆兎」

「では、すいません、みくり先輩。
ありがとうございました。
また、お話させて下さい。
お身体、大事にして下さいね」

それでは失礼しますと
千咲が頭を下げて自分が居た
ブースの方へと戻って行く

アジサイリースのワークショップの後は

杏寿郎が鹿肉コロッケを
買ってくれたのでそれを
ベンチに座って美味しく頂いて

この先のブースで
市の担当者と居るらしい
移住者向けの説明会をしている

成瀬さんが居る方へと4人で移動して

他のブースとは少し離れた場所に
市が構えている移住希望者向けのブースでは

公園の管理棟の中とその前を使って
管理棟の中の会議室で
移住をして来た人の実際の
生活の様子や生の声を集めた
動画を視聴する事が出来て

移住者向けに
市が格安で提供している
住宅の情報を掲示したり

移住者向けの支援政策についても
市の担当者から説明が聞けて

会議室で視聴できる
他県からの移住者の声を
集めた動画は杏寿郎が
制作に関わっていたらしく

中条市の公式HPの
移住者向けのページから
見る事ができるのらしいが

イベントでその動画を使用するとは
思ってなかったらしいんだけど

「やぁ、どうだい?
新しいエリアは行って来た?」

成瀬の声が後ろから聞こえて来て
振り返るとそこには
この公園の生みの親でもある
成瀬一成の姿があって

「元々、この公園の土地はね、
市が大掛かりな森林リゾートをね
作ろうって計画して、
土地の開拓をしてて、バブルが崩壊して
その話その物が立ち消えになってしまった
曰く付きの、市の負の遺産だった場所なんだ」
(→1343ページ)

「山林を削って更地にしたけど、
広すぎて買い手も付かなくて、
そのまま市が所有してただけの土地を
成瀬さんが市の競売で、
格安で手に入れたんだけど。
だだっ広い土地があるんだけどね、
それが山の中の周りに何もない土地でね。
みくりちゃんなら、何にする?って」

何も事情を知らない2人に
広い更地だったこの場所が
今のここ姿になるまでの経緯を
みくりと成瀬さんがしていて

「その時に、彼女がここを
ネモフィラ畑にしたらどうだって
言ってくれたんだよ」
/ 4730ページ  
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