第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「ああ、でも折角ですし。
ああそうだ、こちらの時間入場券を
差し上げますので、その時刻まで
こちらの会場で、ワークショップに
参加されては如何ですか?」
そう言ってしのぶが
どこかへ時間指定で入場できる
整理券の様な物を4枚くれて
その時間までの時間
ここでワークショップに
参加したらどうだと言われて
「色々出来るみたいだが…奥さんは、
月城さんと一緒に何かして行くか?」
「アジサイのリース作りたい~。
時間大丈夫??小さいの作ろ?雅ちゃん」
アジサイリースのワークショップは
サイズによって参加費が違っていて
小さいサイズのリースなら
トイレに飾る程度のサイズで
参加費も1000円で出来るらしく
リースのベースに配置を考えて
ドライフラワーのアジサイを小分けにして
ワイヤーで巻き付けてグルーガンで
固定して行く作業をひたすらに
繰り返してリースにするらしいのだが
奥さんが言うにこう言った
ワークショップは結構参加費用が高額で
4000円以上するのが殆どらしく
この金額はかなり良心的と言う事らしい
胡蝶が言うには
主な材料のアジサイのドライフラワーを
無料で提供して貰ってるから
この価格でのワークショップが
実現出来ているのだそうで
アジサイのドライフラワーは
リースに無制限に付け放題だが
造花やドライフラワーを更にそれに追加して
豪華なリースにする事も出来るらしく
それはオプションとして
購入する事も出来るらしい
「全国的にどこでも経験できる、
ワークショップですが、
市が推進してるイベントでもあるので。
かなりお安くできるだけあって。
県外の参加者の方も沢山参加して
頂いておりますので。朝から盛況ですよ~」
奥さんは月城さんと一緒に
アジサイのリースを作りに行ってしまったので
「俺達は…どうするんだ?杏寿郎」
「あそこで、俺達は男同士
地元の酒蔵の日本酒でも飲まないか?」
「この地元の中条市の酒蔵である、
渡辺酒造さんのブースですね。
最近、コンクールで賞を受賞されましたし。
京阪神でも取扱店が増えてますから、
これから益々、注目される酒蔵でしょうね。
中条市の殆どの飲食店で、
渡辺酒造さんの日本酒とクラフトビールは
扱ってるってお伺いしましたよ」
「あの渡辺酒造の、若い主人は
みくりの同級生なんだ」