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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



「去年の10月に、中条市を
訪れる機会があったんだがな。
その時にここの祠で俺と奥さんの、
夫婦円満と、子供とのご縁を
結んで貰える様にってお願いしたんだがな。
今日は…、子供とのご縁を
結んで貰ったお礼と…。
奥さんとこれから先も…、
末永く夫婦円満で居られます様にと
お参りして行かないとな」

杏寿郎の言葉を
月城はニコニコしながら聞いていて
錆兎は呆れような顔をして聞いていた

「ですが、お二人を見ていると
とてもご利益のある祠なのは…
分りましたし…、折角ですし…。
私達も…その御利益に…
あやかりたいですね、錆兎」

「まぁ。雅が…そうしたいんだったら
あのちっこい祠にお参り位しないでもねぇよ」

そう言いながら錆兎が
山の斜面の岩壁を削って
設置されている祠へと
小さな副流の小川を跨ぐ
簡素な作りの石の小さな橋を渡って行って
おいでおいでと月城に手招きをする

2人が肩を並べて
その小さな祠にお参りをしているのを
少し離れた場所で待っていたのだが

ぎゅっと隣にいる杏寿郎の手を
みくりが握ると
どうしたんだ?と杏寿郎が尋ねて来て

「御利益…あるといいね?
幸せに…なって貰いたいもんね」

「まぁ神頼みしようが、すまいが
錆兎が…月城さんの事は、
幸せにしてくれそうな物だがな…」

その後は交代して
私と杏寿郎もその祠にお参りをして

要くんを私達の所に
導いて授けて下さったことへの御礼を言って

ご利益のある中には…安産は無かったが
お産が無事に…上手く行きます様にと
ついついお願いをしてしまったのだが

祠へのお参りをそれぞれ済ませると
滝へと続く道を進んで行くと
進むにつれてひんやりと空気が澄んで来て

ドドドドドドド………と
水が落ちる音が聞こえて来る

さっきまでと…周囲の空気が変わって来て

この先に滝があるのだと感じる事が出来る

「何だ…?滝の姿がまだ見えないのに
こんな場所から音が僅かに聞こえるな…」

自分達が歩いている場所の
すぐ横を流れている川にも
ゴロゴロと大きなサイズの岩が
あちこちに目立つ様になって来て

小さな滝の様な段差が
川のあちこちの場所で見られ始めて来る


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中条の滝には
秋と言えば…?の中で訪れていて
2589ページ辺りが
同じ場所に丁度いる辺りになります
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