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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第120章 夫婦でおもてなしをしよう! 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



その自分達の前の半月盆の上に
乗り切らなかったのか…
自家製のミニトマトと長いものピクルスは
その上からはみ出した場所に置かれて居て

小袋の味付け海苔に
その隣の小皿には
あの中条市の奥さんの祖母が作った
奥さんがこれだけで白ご飯が美味しいと言う
大好物の大根の甘酢漬けと
自家製の梅干が乗せられている

俺は朝からこの朝食で
白ご飯を何杯食べてしまうのかと
今からそれを心配してしまっているが

「あの…、頂く前に、お写真を…
撮らせて頂いても?よろしいですか?」

そうみくりに対して
月城がお伺いを立てる様にして言って来て

「えっ?そんな…、撮る様な物じゃ…」

「いや…多分、ちょっとした
旅館の朝ご飯より今朝のは豪華だぞ?」

「でも…私がした事なんて、
切り身の魚焼いて、イカ捌いて
煮物にして、げそのバター焼きにした位だよ?
漬物はおばあちゃんのだし、
ピクルスは常備菜だし…、
湯豆腐なんて、昆布の上に切った豆腐
鍋に入れて浮かべただけだよ?
刺身蒲鉾切っただけだよ?
お味噌汁なんて、昨日出汁取ってたから
温め直してお味噌解いただけだよ?
南蛮漬けだって、昨日揚げた奴…だし」

自分は何もしてないと言うのが
奥さんの主張なのだろうが…

「でもきっとこの画像を、
アップすればすぐにみくりちゃんから
どこのホテルなのとかって
返信が来そうな感じがしますよ」

そう言いながら月城が
みくりの用意した朝食を
スマートフォンで撮影していて

それから4人で朝食を頂いたのだが

朝食後のデザートに奥さんが
昨日買って冷蔵庫に入れていた
中華街で購入した
魔法の壺プリンを出してくれて

「何でもこのプリンは、
全国のお取り寄せプリン
ランキング第一位らしいぞ」

「モンドセレクションでも、
最高金賞を8年連続で
受賞してるんだってさ」

茶色い小さな壺の中には
3層に重なった異なる味の
ハーモニーを楽しめる

ふんわりとした生クリームの層の下には
濃厚なとろっとろっのカスタードプリン

一番底には丹念に煮詰めた
ビターな風味のカラメルソースがあって

「オススメの食べ方は、
3層を一度に味わって
そのハーモニーを楽しむのが
良いらしいぞ?」

「クリームはふわふわで、
プリンはとろとろですね…
カラメルソースの味が…
甘さのバランスを調整していて」

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