第118章 夫婦でIKEAデートする話 お相手:煉獄杏寿郎 現代パロ
ニトリからIKEAまでは
車で30分程掛かるから
「IKEA着いたら、先に昼にするか?」
「うん、そうだね。先にお昼にして
それからゆっくり回る?
IKEA広いから、色々見てたら
それなりに時間が掛かっちゃうもんね」
それなりに朝は雨足が強かった雨も
お昼前ぐらいには小雨になって居て
IKEAにはランチをするのと
シーツを買いに行くだけになったけど
結局ウロウロしてる内に
買いたい物は増えそうな気がする
「それから、中をウロウロして
小腹が空いた頃に、ホットドック
食べて帰れば完璧だからな」
もう杏寿郎の中では
買い物をしてからビストロで
コーヒー飲んで
ホットドック食べるまでが
目的になってるみたいだな
「IKEAデートって事でしょ?夫婦で」
「デートになるのか?
必要な物、買い物に来てるだけだぞ?
デートに行きたいなら、
帰りに…どこか寄って帰っても良いぞ?」
確かにIKEAのある辺りは
デートするのにぴったりな
商業施設とか臨海公園とかあるけどさ
IKEA自体がデートの目的地と言う感覚は
杏寿郎には理解は出来ないみたいだけども
「まぁ、夫婦でも
IKEAデートしちゃダメって
決まりは無いんだし、デートだと言えば
デートになるんだよ、きっと」
「その理屈だと、
イオンモール行ってもデートじゃないか?」
「イオンモールでのデートは
賛否両論あるからねぇ~。
あ、今年は…神南港市の商業施設の
アンブレラスカイしてるかな?」
「あの2人に、あのアンブレラスカイを
見せたいって事だな?やってるかどうか
帰りに寄ってみるか?」
IKEAからならアンブレラスカイを
やっていた神南港の
商業施設からも近いし
今年もアンブレラスカイしてるなら
雅ちゃんと錆兎さんを案内したいなって
「うん、そうだね」
「じゃあ、あの辺りで夕飯も済ませて帰るか
でも、あの辺りは同じ様に
ショッピングモールを
歩くだけでも、デートって感じがするな」
「確かにIKEAだけだと
夫婦で休日に、お買い物って感じだけど
アンブレラスカイ見て、
お夕飯をあの辺りで食べるなら、
一気にデート感がして来た、確かに」
「その時には、中華街には行くのか?
月城さんはスタイル抜群だからな。
チャイナドレス似合いそうだがな」
そんな話をしている内に
杏寿郎の運転する車は