第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
少々順番がおかしい気もするが
旦那さんといつも通りに朝の挨拶を交わして
「奥さん…、このまま…シャワーするだろう?」
「シャワーしないと…、
朝ご飯食べにも…行けないじゃんか…」
身体から杏寿郎が出した物の
臭いをこびりつかせたままで
その辺を流石にウロチョロとするなんて…
そんな事で着る訳ないんだから
何をするにしても…まずは
シャワーを浴びないと始まりそうにない
「ほら、奥さん…。一緒に浴びよう」
ニコッと杏寿郎が笑顔で
こっちに手を差し出して来て
その手を取ると 身体を支えて貰って
ベッドから杏寿郎に立ち上がらされて
そのまま 一緒にシャワーをする為に
バスルームへ向かった
何となく…こうなるってオチは…
あのさっきの杏寿郎の笑顔から
こっちだって…悟ってたけども…さ?
ザァアアアアッ…
杏寿郎が自分の髪が濡れるのも気にせずに
豪快に自分の顔にシャワーを掛けていて
「どうだ?奥さんも…顔に掛けないか?
冷たいシャワー気持ちいいぞ?」
こっちにシャワーヘッドを杏寿郎が向けて来て
みくりがその水に近い温度の
シャワーから逃れる様に顔を反らせると
「嫌だよッ、顔は…。
顔は洗わないとダメだけど、
そんな勢いで顔から、シャワーしたら
髪の毛ずぶ濡れになるじゃんかッ」
「顔に…、シャワー…」
一瞬 その言葉から
今手にしてるシャワーヘッドから
出ている物ではない方を
考えて居そうな…感じにしか
こっちから見ても…見えないんだけど
グイっと心ここに有らずで
隙だらけになってる 杏寿郎の手から
シャワーヘッドを奪うと
思いっきり顔にシャワーを掛けて差し上げたのだが
「ぶっ…、コラッ、奥さんッ。
俺は、まだッ、…そうしたいとも
何も言ってないだろう?」
ジロッ…と冷ややかな視線を
奥さんがこっちに向けながら
「したいの?」
「えっ、い、いや…ッ、
流石に…それは…その…色々と…。
あ、ああ。そうだ…奥さん…。
奥さんの身体を…、さっき俺が
汚したお詫びと言う程でもないが
洗ってもいいか?」
別に…杏寿郎に身体を洗われた事は
今までにも何度だってあるけど
この旦那さんは…多分…
洗ってる内にえっちな感じになって
ここでえっちになっちゃう気がする…
でも…汚したお詫びと言われちゃうと
ちょっと…断わりにくい…な なんか…