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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



ぼんやりとした意識が
浮かび上がって来て

視界に心配そうな顔をして
こちらを覗き込んでいる杏寿郎の顔が見えて

スっと下から
自分の手を伸ばして
不安そうな顔をしている
杏寿郎の頬をナデナデと撫でた

「奥さん、大丈夫か?
その…、そうなるまでするつもりは
俺にも無かったんだが…、
無理をさせ過ぎてしまったな…悪かった」

まだ…頭の芯がぼんやりとしてるけど

よしよしと杏寿郎の手が
私の頭を撫でて来て

気が付いたけど…ちゃんと…
杏寿郎がパジャマを着せ直してくれてて

上はしてないけど…下は履いてる感覚がある

「パジャマ…着せてくれたの?
気失っちゃってた?時間…あれから…」

「いや、そんなに経ってないが…。
そのまま…休んでくれていいぞ?
ああ、それとも水…飲むか?奥さん」

何だか良く分からないけど…
申し訳ない事をしたと
旦那さんは思ってるみたいで
こっちが起きようとしたら
ベッドの上に身体を戻されてしまって

そのまま休む様にと言われてしまって
えっちしてて 気を失う事なんて
前からたまにあった気がするけどな

こんな風に心配されてるのは
今の私が身重の身体だからか…な?

「喉…、乾いた…」

あれだけ喘いだ後なのだから
声が少し掠れたみたいになってて
喉が渇いたと訴えかけてみると

杏寿郎が備え付けの
ミネラルウォーターのペットボトルを
こっちに持って来てくれて

お優しい事にキャップも開けてくれて
自分で起きれると言ったのに
杏寿郎の膝の上に乗せられて
横抱きにされる様にして身体を支えて貰って

水も飲ませてくれそうな勢いだったので
流石にそれはお断りして
コクコクと…喉を鳴らしながら
良く冷えたペットボトルの
ミネラルウォーターを喉に流し込んで
喉の渇きを潤わせると
ペットボトルの蓋を閉めて 
ベッドの上に転がした

ぎゅううと杏寿郎の身体に
縋り付く様にして抱きつくと
ぎゅううううっとかなり強い力で
杏寿郎から抱き締め返されてしまって

「杏寿郎…もう…大丈夫だよ?
ごめんね?心配してくれたんだよね?」

原因を作ったのも
間違いなく杏寿郎だから
こっちが謝るのも変かも知れないけど

心配を掛けた事は間違いないし
パジャマを着せ直してくれたのは間違いない

「怒ってない…のか?
俺が調子に…乗り過ぎてしまって
こうなってしまったんだ」
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