第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「私が、チョコチップクッキー
好きなの杏寿郎知ってるでしょ?
だってここで焼いてるんでしょ?
そんなの、美味しいに決まってるよ。
洋菓子屋さんがお店で焼いてる
クッキーと同じでしょ?絶対美味しいもん」
食べる前から美味しいと
奥さんは豪語しているが
「確かに…美味いがな…、このクッキー」
奥さんが自分の分の
クッキーを食べるのを
コーヒーを飲みながら見ていて
「んんっ!!杏寿郎っ、
チョコチップクッキー美味しいよ?
これ、買って帰ろうよ!」
奥さんが嬉しそうに
クッキー食べてたので
成瀬さんには普通のヒルトンじゃなくて
奥さんはダブルツリーヒルトンの方が
クッキーが気に入ったので喜びますと
LINEをして置いて
俺がこんなLINEをしたから
翌日成瀬さんから
二田の家に大量のチョコチップクッキーが
届くとか届かないとかは
この時の俺には知りもしない事で
俺としては ヒルトンを
タダ同然で用意されるよりは
ダブルツリーヒルトンの方が…と
思って言ったんだが…
サービスのクッキーとお茶で
一息ついて
ソファで寛ぎながら首里の夜景を眺める
その後は…杏寿郎と一緒にお風呂に入って
ここのお風呂は別に眺めがいいとか
そんな感じのお風呂ではなかったので
杏寿郎と一緒にいつも通りにお風呂に入って
いつも通りに髪の毛を乾かして貰って
肌をオールインワンゲルで整えて
一緒に2つある洗面台で並んで
歯磨きを済ませて
ベッドルームには
大きなダブルサイズのベッドが2つ
ハリウッドツインスタイルになっている
ダブルサイズのベッドの
ハリウッドツインなので
ベッドもとても広々と感じる
「こっちのカーテン開けるか?」
ベッドルームにも…出窓の様に
床ごと張り出した窓が2つあり
窓のカーテンを開けるかと
杏寿郎がこちらに尋ねて来るが
「いいよ、閉めたままで。
だって、ふたりきり…に
なりたかったんじゃなかったの?」
「落ち着いてキスも…、出来ないからな。
奥さん、こっちに来たらどうだ?」
そう言ってベッドの端に腰を降ろしていた
杏寿郎が自分の隣に来る様に促して来て
身体1つ分の距離を離して
杏寿郎の隣に腰を降ろすと
スッとその距離はすぐに詰められてしまって
お互いのお尻と腰が当たる位置に
杏寿郎に腰を引きよせられてしまう
「なぁ、奥さん…いいか?」