第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
人口の滝が流れ落ちる
その岩山の上にある冶亭(やてい)に
俺にあそこまで行って上がって来いと言うので
奥さんのご命令のままに
その岩山の上に上がれる場所まで向かって
岩山の上の冶亭に上がると
広い園内を一望する事が出来る
下からこちらにみくりが
手を振って来て 上からも
下に居る奥さんに対して手を振ると
「奥さんも、ここに来るだろう?
ここから来ると、庭園が全部見えるぞ」
「うん、写真撮ったら私も
そっち行くから。杏寿郎、撮るよ~」
ここからこの庭園を見下ろすと
自分がここの主にでも
なったかのようなそんな気分になれるな
みくりが下から何枚か
上に居る俺の写真を撮って
LINEで撮った写真を送ってくれて
あっちからもこっちに向かって
こっちからも奥さんを迎えに行って
奥さんには そこで待っててくれたら
こっちから行くのにみたいな顔をされてしまったが
「この山に上る途中に、横道があってな
頭上は低いんだが…あの滝の裏側に
行ける様になってるみたいなんだ」
ロールプレイングゲームの
ダンジョンの様な場所を抜けると
滝の裏側に出る事が出来て
ちょっとした滝の裏の洞窟探検だったのだが
杏寿郎が言っていた通りに
岩山の上に上がると
広い園内を一望する事が出来て
「凄いね…良い眺め~、
杏寿郎、ここ、面白い場所だね…」
「ははは、やっぱりここは
奥さんの好みの場所だったか。
だったら、来て良かった」
沖縄の観光と言えば???となりそうだが
奥さんが愉しんでくれているので
俺としては ここを今日の最後にして
良かったなとは思ってるんだが…
ここは夜がオススメらしいし…
去年の夏にリニューアルされてから
まだ1年も経ってないしな
他にも池の鯉に餌やりが出来たり
タッチパネルで案内が見れる
モニターが設置されている場所があったり
その他にも…中国”風”の衣装を
30分500円 1時間1000円で
レンタルする事が出来て
この建物や庭を背景に
ロケーション撮影が楽しめたりとか
「どうだ?と言いたいが…流石に
今は、これは無理だな…」
「そうだね、今回は無理かな。
でも、ここでさ、中国風の婚礼衣装でさ
フォトウエディングとか出来たらいいのにね」
「成瀬さんに話してみたらどうだ?
あの人なら、きっとすぐしてくれるぞ?」
