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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



その先には 東治堂があって

中国風の建物には赤い提灯が下がっていて
入口の両サイドには龍の彫刻の柱がある

「ここにも龍の柱があるんだな」

「東治堂」は龍柱を擁した
福州の代表的建造物らしく
両側に配置された双塔や人工の双山も
福州の景色を再現する
ポイントになって居るのだそうだ

小さな建物にはショーケースに
大きな鮮やかな色の陶磁器が置かれて居て

夏の景色を通り過ぎると
その先には池が見えて来て
春の景色へと…移り変わっていく

春のエリアは円が基調になっているのか

入口の門の形とかも丸くなって居る

小川と池からなるエリアだが
ここは福州市にある閩江と言う川を
表しているらしく
池にせり出した埋め立てた場所に
丸い形のあずまやがあって

この円形のあずまやみたいなのは

「知春亭」という名前らしく
「すべて円満に」という
思いがこめられているそうだ

「折角だから、俺と奥さんの
夫婦円満が続く様に、一枚あそこで
記念写真でも撮って行くか?」

知春亭のあずまやにぐるっと
円形に設置されたベンチに座って

インカメラで一緒に
後ろの池が入る様に調整しながら
杏寿郎と記念写真を撮って

半周して入口に戻って来た様で

今度は…さっきとは反対側の
右側の入口から園内の右側のエリアを

散策して行く様になって居るようで

右側のエリアは左側が春夏なので
右側は秋冬のエリアになっている

右側のエリアに入ると
大きな池に岩の山があって
上から人口の滝が流れていて
その岩山の上には上れるようで
頂上には冶亭と言う建物がある

この景色も福州にある冶山水景を
再現している景色なのだそうで
あの人工の滝の裏側にも行けるらしい

「何か、中国風のテーマパークみたいだね」

奥さんが意外と…ここが気に入っている様で
楽しそうにしていてくれて
俺としては何より…なのだが

その滝の手前に架かる橋は「飛虹橋」
池は「欧冶池」と呼ばれているらしい

「あの橋の上から、滝を見るか?」

「うん、行きたい行きたい」

手を繋いで池に掛かる橋の所まで移動する

滝に近い分…その滝の小さいながらに
目の前に見ることが出来て

「杏寿郎さ、写真撮ってあげるからさ
あの上、上って来てよ、あっこ」

「あそこに、俺に行けと言うんだな。
嫌な予感がしたんだが、…やっぱりか…」


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