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ひみつのひめごと【鬼滅の刃/R18】

第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ



色々な色や柄のサングワーがあるから

あの人にはこれあの人にはこっちと
選んでいる内に…ごっそりと
サングワーを大量お買い上げになってしまったが

いい買い物をした気分になって
ホクホクで首里城公園を後にした

もう一か所…観光しようと言われて
琉球王朝を彷彿させる場所があると
車で10分も掛からない程の場所にある

識名園に到着した

識名園は琉球王朝の別邸で
言わば別荘の様な物だ
シチナヌウドゥンと呼ばれても居る様で

王族の保養や外国使臣の接待に使われていた

この識名園も世界遺産に登録されて居て

整えられた大きな池を中心とする
御庭が印象的で

識名園の造園形式は
池のまわりを歩きながら
景色の移り変わりを楽しむことを目的とする

「廻遊式庭園(かいゆうしきていえん)
になって居て「廻遊式庭園」は、
日本の大名が競って作った造園形式なんだけど

識名園では
「心」の字をくずした形の池
(心字池)を中心として
池に浮かぶ島には中国風あずまやの六角堂や
大小のアーチが配され 池の周囲には
琉球石灰岩を積みまわすなど
随所に琉球独特の工夫が見ることが出来るのだそうだ

首里城自体が中国にある
紫禁城をモデルにしているし
このお庭もどことなく
中国のテイストを感じる

中国からの使いの人をおもてなししたから
中国のお客さんが自分の国を
思い出せる様に…そっち風にしたのかもだし
それだけ中国との交流があったから
文化的な影響があったからかも知れないけど

「何か…斬新なお庭だよね。
和風でもあるし、中国風でもあるし
やっぱり…沖縄らしさもあってさ」

「沖縄は古くから日本とも、中国とも
深いかかわりがある独立国家だったからな
ある意味、板挟みだったのもあるが。
それゆえに独自の文化を形成したんだろうな」

心字池に掛けられている石橋も
その形は中国風で池の中央に見えている
あずまやも中国風だ

「この心字池に船を浮かべて…
舟遊び…みたいなのをしてたのかな?」

舟揚場(ふなあげば)と言う場所が
心字池のほとりにあって
そこに池に浮かべる小舟を置いていたらしい

沖縄らしい平屋の赤い瓦屋根の
建物が見えていて

御殿(うどぅん)には大小15の部屋があり
大きな部屋からは見事なお庭が綺麗に見えて
貴人をもてなす為の部屋だったのが分かる



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