第117章 2回目のハネムーンは… 後編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
と言うか…オリオンビールと
首里城がちゃんとコラボしてるんだな
他にも紅型風にアレンジされた
首里城のTシャツもあって
ユニセックスなデザインだったから
これ…可愛いなと思って見ていると
「奥さんも、Tシャツ買わないか?」
「でも…今に合わせたら、
生まれちゃったら、ぶかぶか…」
要が産まれたら俺が着ればいいと言って
自分のサイズのと自分よりワンサイズ
大きめのTシャツを買おうと言って来たので
杏寿郎が着てくれるなら
無駄にならなくて良いかもしてないと思って
お揃いの紅型ちっくな
首里城の絵柄のTシャツも購入する事にして
「マースのお守りも買うか?
沖縄では塩(マース)を
お守り袋に入れてお守りにするらしいな」
杏寿郎がこれも買わないかと
紅型の袋に入った
匂い袋の様な中に塩が入ったお守りを
3つ買おうと言って来て
家族3人分購入する事にして
色々な紅型の模様や色味があって
奥さんのセンスで選んでくれと言われて
カゴにどっさりと入ってる中から
自分の好みの柄を…選んで
杏寿郎に合いそうなのと
要くんに合いそうなのを選んで
「ん?何だろう?これ…
これも…お守り…みたいだけど…」
マースのお守りの隣に
カラフルな栞みたいな
おみくじを結んだ様な飾りがついた
キーリングがあって
「奥さん、何か…気になる物でもあったのか?」
「これ、結んだおみくじみたいなやつ
なんか、可愛いなって…えっと…、
サングワー??って言う物みたい」
沖縄のお守りとは
後ろに入ってる紙に書かれているが
1つ1つ 服や鞄を作った切れ端で
手作りされている物らしく
紅型の和紙と皮の端切れで出来ている
杏寿郎がサングワーについて
ネットで検索してくれたらしく
サングワーと言うのは 藁や茅で作る物で
食べ物や魂をを マムジンと呼ばれる
悪霊から守る 魔除けのお守りらしい
沖縄は暑いから 食べ物が
運搬中に腐らない様に
大型のサングワーはゲーンと呼ばれて居て
お屋敷や棺を守る為に作られていたらしい
普通のお守りの様に1年したら
効果がなくなる…と言う物ではないらしく
使う程に馴染んで…深みを増すものらしい
「生まれたばかりの赤ちゃんの
枕元に置いたりするらしいぞ?」
「うん、これも買おうよ…杏寿郎」
「ああ、そうだな…皆の分も買うか」
