第116章 2回目のハネムーンは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
奥さんが検索する
キーワードを変えてみたらどうだと
そう提案をして来て
俺的には 今こうして寛いでいる
こんな形の広々とした
デイベッドが欲しいんだが
調べてみると
自分が欲しいイメージには
ちょっと高さが足りないが
奥さんと2人で並んで
足を伸ばしたままで座って
寛げるのが前提なのではあるので
フロアソファが一番
俺の脳内のイメージに近いな
そんな話をしながら
スマートフォンで
購入するのにいい感じの
フロアソファを探していると
知らず知らずの内に
ゆっくりしてしまって居た様で
コーヒーもいつの間にか
全部…飲み干してしまっていて
それなりに良い時間に
なってしまって居たので
「すっかり、ゆっくりと
くつろぎ過ぎてしまってたな。
奥さん、夕食…を食べに、
この後は、ホテルの外に…行くか?」
「そうだね、ここで
ゴロゴロしてたら…心地良過ぎて
そのままうたた寝しちゃいそうだもんね」
ホテルの周囲にも
居酒屋が沢山あるから
お夕飯の場所には困ら無さそうだ
やぐらルームを後にして
ホテルの外に出ると
泊まるホテルからほど近い場所にある
居酒屋で夕食にする事にして
琉球酒場 てびち屋本舗 松山店で
夕飯を頂く事にして
名物のてびち料理である
てびちの唐揚げやてびちのおでん
地元の和牛のステーキや
ふーちゃんぷるーを注文して
私は ノンアルコールの
オリオンビールを注文して
テーブルまですぐに届けられて
旦那さんはオリオンビールを
最初の1杯に飲んだ後は
泡盛ハイボールを頂いている様だった
「ヤギのお刺身…注文したの?
羊なら…よくあるけど、
ヤギは…美味しいのかな?」
沖縄ではヤギは ヒージャーや
ピージャー ピンタと呼ばれて居て
昔から貴重なたんぱく源とされていた
ヤギの刺身はお酒に合うと人気らしくて
コリコリとした食感が特徴なのだそうだ
ヤギ…も癖があるので
好き嫌いが別れる肉ではあるが
「うん、…食感が面白いな…。
確かにちょっと…独特な
獣…臭さもあるが…、
泡盛と一緒に…なら、
さほどは、気にはならないな」
私は…ちょっと…
その独特の癖…と言うか
匂いと言うか…が気になるから
ヤギ刺し……の方ではなくて
豪快な…てびちの唐揚げを頂く
てびち刺しや…焼きてびちも
杏寿郎が注文していて
テーブルの上が賑やかになる