第116章 2回目のハネムーンは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
「奥さん…その、お盆みたいなの
こっちに持って来てくれないか?」
デイベッドの上に丸いお盆の様な
デイベッドの上でテーブル代わりにする
お盆が置いてあって
杏寿郎がそれを持って来て欲しいと
みくりに声を掛けて来たので
杏寿郎の所にそれを持って行くと
自分のキャリバックの中から
おきなわワールドのお土産コーナーで
揚げたてのいい匂いがしていて
ついつい 買ってしまっていた
サーターアンダギーと
お菓子御殿で買った紅芋のタルトと
パイナップルパークで買った
パインチョコを取り出すと
杏寿郎がお盆の上に
自分のコーヒーと
私のお茶を置いて
デイベッドに運んでいたので
そのお茶とコーヒーの
お茶請けに買ったお菓子たちを置いて
「沖縄らしい、ラインナップだな…」
「後は…これに…
ちんすこうがあれば、完璧だね」
そんな事を話しながら
デイベッドの上で寛いで
ダラダラとしてテレビを観ながら
お茶とコーヒーを飲みつつ
沖縄の自分へのお土産に
食べる様に買ったお菓子たちを摘まんで
しばらくの間 夫婦でまったりとした
ゆっくりとした時間を過ごす
「やっぱり…普通のソファも良いが…
このタイプのデイベッドも欲しいな」
「でもさ…、杏寿郎…。
お家にデイベッド買っちゃったらさ…」
「デイベッド…でばっかり…に
なりそうだから嫌…だとかか?」
大きさと言うか
スペース的には
ダブルベッド位はあるから
大人が2人並んでも余裕のサイズ感で
買おうと思えば…
今の二田の家にも…
置けなくもない…か
「ねぇねぇ、杏寿郎…。
来月さ、雅ちゃんと…錆兎さんがさ
私達の家に泊まりに来るんだしさ。
デイベッド…お家に買っちゃう?
今のソファベッドとデイベッドあればさ。
これからの時期だったら、
上に羽織るタオルケットさえあればさ。
4人ぐらい…泊まりに来て貰えるよ?」
「まぁ…、今、買うだけ買って置いて
中条に建てる家に持って行けばいいしな。
よし、そうだな…買うか、デイベッド」
そう言いながら杏寿郎が
Amazonのサイトから
デイベッドを検索し始めて
「うーん、デイベッド…で
検索すると、プールサイドに
ありそうなやつが出て来るな…」
「ローソファーベッドか
フロアソファで探してみる?」
自分が欲しいと思ってる感じの
商品が出て来なかったと言うと