第116章 ２回目のハネムーンは…　中編　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

ウミカジテラスを後にして
那覇の市街地へと車を走らせる

俺が…島草履を…要の分も
購入しようと言った時に
杏寿郎は気が早すぎると
奥さんに怒られてしまうか
呆れられてしまうかと…俺も…
ちょっと思ってしまったのだが…

履ける様になるの…大分先…だろうしな…多分

俺の隣の　助手席に座っているみくりが

自分の分の島草履よりも
要の分にと買った島草履が入った袋を
自分のお腹の上に乗せる様にして
大事そうに抱えていた…ので

こうして…俺と奥さんと…要…は
親子…になって　家族になって
行くの…だろうな…と
そんな事を…自分の隣にいる

奥さんを…見ながら思ってしまって居て

こっちを見ている杏寿郎と
目が合ったのだが…
何故だか杏寿郎が気まずそうにしていて

変な杏寿郎…と思って居たのだが

杏寿郎が運転するレンタカーは
沖縄を走る　モノレールである
ゆいレールの線路？と
並走する様にして進んでいて

瀬長島ウミカジテラスからは
車で約１５分程度の距離にある
沖縄の繁華街である
国際通りからのほど近い場所にある

OMO5沖縄那覇 by 星野リゾートに到着した

星野リゾートの都市観光ホテルブランドである
OMOの沖縄のホテルになるのだが
「寝るだけでは終わらせない、
旅のテンションを上げる都市観光ホテル」を
コンセプトにした　ちむどんどんとする様な
その街を遊び尽くす様な　ワクワクを
提供する様な…ホテル…と言うのが売りだ

地元の事を知り尽くした
OMOレンジャーと言うスタッフが
地元に密着したガイドツアーを
毎日の様に開催しているのも
この…OMOのホテルの特徴だ

チェックインも…人と接する事なく
タブレット端末でチェックインする事が出来て
フロントの近くにアメニティが置いてあるので
必要なアメニティを選んで
部屋に持って行く事も出来る

杏寿郎が秘密基地みたいな…部屋の
ホテルだって言ってたけど
この…空間のワクワクする様な感じが
既に…秘密基地感が…してる気がする

杏寿郎は…２００円で
レンタルできるオリジナルデザインの
部屋着をレンタルしていて

話をしていた　秘密基地の様な
客室へと今から移動する事になったのだが

同じ…星野リゾートのグループでも
あっちとこっちでは…全然雰囲気が違うな

「よし、部屋…行くか？」

「秘密基地ね」