第116章 ２回目のハネムーンは…　中編　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

今日はこの後はホテルに行くだけと
杏寿郎が言っていたので
ホテルに向かうのだろうけど

南部ってそんなに…ホテル無かった気がする


「今日は、秘密基地みたいな
ホテルに泊まる予定だぞ？
那覇のホテルだから、
どうしても部屋は狭いが…
その代わり、周囲には店も多いし…。
食事をする場所には困らなそうな立地だな」

那覇のホテルは…お部屋は
どうしても沖縄の中心地だし
狭くなってしまうけど
綺麗でお洒落なホテルが多いイメージで

「まぁ、まだ時間もあるし…
折角だからウミカジテラスにでも
寄り道してから行くか…」

瀬長嶋ウミカジテラスは
沖縄の玄関口である
那覇空港のすぐ近くで

海に面した絶景のロケーションの
南欧風の白い建物が建ち並んで
お洒落なお店が集まっている
若者に人気のエリアだ

トロピカルジュースやタコス
ジェラートにパンケーキ
ハンモックカフェ
沖縄のお土産を売っているお店や
沖縄そばやポーク卵おにぎりのお店等

アメリカンビレッジ同様に
映える…スポットである事には
間違いは無くて

車で３０分程で
おきなわワールドから
ウミカジテラスに到着して

ぐるっとお店の周囲を回りながら
空いている駐車場を探して

瀬長島の一面の
なだらかな斜面に合わせて並ぶ
白い可愛らしい建物達に目を奪われつつ

沖縄の青い海と
真っ白の建物の
コントラストが美しくて

また違った異国ムードが漂っている

「凄い、可愛い。
いろんなお店があるんだね。
見てるだけで、ワクワクするね」

杏寿郎は…周囲がこれだけ白いと
派手なカラーリングだから
目立ちまくってるな…

「ん？奥さん、
俺の顔がどうかしたか？」

「どうするの？パンケーキ食べる？
かき氷とか、ハンバーガーもあったけど。
あ、あそこにお店見ようよ、
杏寿郎、サングラス買ってあげる」

「何でサングラスなんだ？」

杏寿郎は今日も
国際通りで買ったかりゆしウエアを
上着代わりに　シャツの上に羽織ってるし

これにサングラスと
島草履でも足せば…
立派なウチナ―になりそうな気がする

「ほら、後サングラスと、島草履買えば。
そのかりゆしウエアにぴったりでしょ？
サングラスと、島草履は
二田でも、夏になれば使えるよ？
そうしたら、思い出せるしね…この
私と、杏寿郎の沖縄旅行を…さ」

「みくり…ッ」