第116章 2回目のハネムーンは… 中編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
杏寿郎がステーキを食べたいと言うので
ここのショップリストをスマホで検索して
数軒あったステーキハウスから
どこが良いかと相談をすると
広いアメリカンビレッジの中を
気になるお店を見つけては中を見たり
絵になりそうな場所を見つけては
一緒に写真を撮ったりしながら
散策を楽しみつつ移動して
名前からして大きな
ジャンボステーキを食べられそうな
ジャンボステーキハンズで
ランチを頂く事にしたのだが
杏寿郎は中でメニューを見て
「奥さん、見てくれ!1ポンド
どころか、1キロオーバーの
ステーキがあるぞ!!」
「うん、そうだね…。
1ポンドでいいなら、
こっちのTボーンステーキも
1ポンドより多いよ??」
杏寿郎は…このステーキハウスで
最重量級のトマホークステーキにすると
目をキラキラさせながら言っていたので
私は…ロブスターの半身と
テンダーロインステーキのを注文して
届いた杏寿郎の1.2キロの
トマホークステーキの
あまりの大きさに驚いてしまって
写真を撮らせて貰ったんだけど
美味しそうにステーキ食べてる
旦那さんを見ていると
まぁ美味しそうに食べてるから良いかって
ボリュームのあるステーキで
お腹が一杯になった後は
レンタカーで更に北谷町から
南に向けて45分程南下すると
レンタカーは沖縄の南部にある
玉泉洞と言う鍾乳洞のある
おきなわワールドへと到着した
おきなわワールドでは
エイサーのショーや
ハブとマングースのショーや
紅型やシーサーの絵付けや
吹きガラス体験などの
色々な体験をしたりも出来る
琉球王国時代の街並みも再現されていて
琉球王国の士族が着ていた
琉装体験も出来るらしくて
その恰好で散策も出来るらしい
「折角だし、着てみるか?」
「え?でも…お腹が…」
「着れない事ないだろう?
琉球王国の女性だって、
子供を身籠るだろう。
ちょっと待っててくれ、聞いて来る」
そう言って琉装体験の
受付をしている女性に
妊娠中でも体験できるかと
杏寿郎が確認を取りに行ってくれて
相変わらず行動が…早いな…
スタッフの女性が言うには
琉装は暑い沖縄の気候でも
快適に過ごせるように
帯で締めつけて着る訳では無いので
妊娠中でも体験が出来ますよとの事で
カラフルな衣装の中から
好きな衣装を選んで着付けて貰うのだが