第115章 2回目のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
そんな話をうだうだとしながら
デイベッドの上ですっかり
ふたりしてあまりの居心地の良さに
ごろごろしたままでゆっくりしてしまって居て
「俺としては…、
庭にプール付きでも良いんだがな」
「プールは…要らないんじゃない?
ビニールプールで、良いと思うけど…。
外国じゃないんだし…中条市で
庭にプール付きのお家とかなんて…」
「まあ、確かに日本では
あんまり見ないかも知れないが
マイホームの庭に
プライベートプールがあるとか良くないか?
夏場はどうせ、暑いんだし。
子供に水遊びさせるだろう?
ビニールプールとかと違って
作ってさえしまえば、毎日水を
プールの為に用意したりする必要も無いぞ?」
結局…中条市に自分達が建てる
マイホームのお庭を
どうするのかって話をして…
気が付いたらいい時間になって居て
バスルームの洗面台の所に
置いたままにしてた服を着直すと
ホテルの2階にある
杏寿郎が予約してくれていた
お店へと向かったのだが
国際通りにお店を構えている
人気の居酒屋がホテルの中にあるらしく
沖縄のあぐー豚のしゃぶしゃぶの
コースをお願いしてくれていた様で
半個室のテーブル席で
美味しいあぐー豚のしゃぶしゃぶを頂いて
杏寿郎はハブ酒のハイボールを飲んでいて
私はノンアルコールビールを飲んで
コースの中にはジーマミ豆腐もあって
美味しく頂いたのだが
コース以外にも単品で
食べたい物をあれこれと注文して
ホテルの中の居酒屋なら
後は部屋に戻って寝るだけだから
杏寿郎も安心して飲めるみたいだし
お酒が進んでいるみたいだった
お腹が一杯になって
ホテルの中の居酒屋を後にして
腹ごなしの散歩をしようと
ライトアップされた
幻想的なムードのある
ホテルのプールサイドを
杏寿郎と手を繋ぎながら散歩する
「こうして、プールサイドを
夜に散歩するのも…悪くないな」
「リゾートホテルに…
来てますよって感じあるもんね。
と言うか…ここのプールのちょっと、
お尻がお水に浸かる感じの
ビーチベッドの曲線のラインが
凄いお洒落な感じのプールだね…」
大きな1つのプールが
ド――ンとある感じではなくて
複数のプールが並んで配置されていて
そのプールの形も曲線的で
プールとプールの間を
こんな風に歩ける場所があって
プールサイドの散歩を楽しんだ後は…