第115章 2回目のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
どうせ…後からちゃんと入るだろうと
杏寿郎が言って来たので
お互いの身体は…大事な部分だけ洗って
後は適当にだけ洗ってシャワーで流すと
絶景の景色を眺めながら入れる
窓際に設置されたビーンズ型の
湯船に杏寿郎と一緒に浸かって
バスルームからの絶景を2人で楽しむ
「夜になってしまえば、この外は
真っ暗になってしまうだろうからな。
この絶景を奥さんと楽しむなら、
今の時間が良いと思ってな…。
どうだ?奥さん、…気に入ってくれたか?」
トン…と杏寿郎の肩に
みくりが自分の顔を置いて
そのまま杏寿郎の身体に
自分の身体を預ける様にしてもたれ掛る
「素敵…だし、贅沢だよ…。
どうしてくれるつもりなの?
旦那さんはさ、こんな
素敵過ぎるお部屋のお礼なんてさ。
何したらいいか分からないし」
「そんな事ないだろう?
俺が奥さんの為にする事への
ご褒美なんて、いつも貰ってるしな。
そのいつものお礼で十分だが?俺は」
この旅行の間は…平日でも…
結構…その回数も…してるのに
これ以上…私は…杏寿郎に…何で
お礼とか感謝の気持ちとか
嬉しいって気持ちを…伝えたらいいのやら
「そう言えば…、ここではしないの?」
「ああ、だって…この後…
部屋のデイベッド…行くだろう?
夜は普通にベッドでするだろうからな。
デイベッドって言う位なんだから、
ちゃんと、デイユースしないとな」
杏寿郎がそうどこまでが
冗談なのか本気なのか
良く分からない様な冗談を言って来て
ははははは…と笑っているから
もう…ここまで来ると…
杏寿郎は杏寿郎だなぁって思ってしまうな
バスルームを後にして…
バスタオルを身体に巻いただけの
恰好で広い部屋のベッドの向かい側にある
デイベッドの上でゴロゴロとしながら
杏寿郎といちゃいちゃしながら過ごして
「いいな、デイベッド…。
家を建てたら、買うか…デイベッド」
「そうだね…デイベッド…。
それこそさ、リゾートホテルのさ
プールサイドにある様な感じの
大きなラウンジベッドが…欲しいなぁ~」
「屋根付きのウッドデッキに…
ハンモックは…もうあるから良いとして。
俺としては、…上からぶら下げる
ブランコみたいになった…
ラタンのハンギングチェアも欲しいがな」
「それ、ブランコだよ杏寿郎」
「ブランコがあるなら、
砂場と滑り台も欲しいがな」