第115章 ２回目のハネムーンは…　前編　お相手：煉獄杏寿郎現パロ

一体…これに…そこまで
奥さんの心を捉えて離さない…様な
何かがあるのかと思ってしまうが

「ねぇ、杏寿郎…確かさぁ。
ここの賞取ったワインあるんだったよね？
ねぇねぇ、そのワインさ、
ご実家にお土産に送ってもいいかな？」

さっきまで椅子に座っていたのに
突然に満足した様で
いつの間にか後ろに来ていて

「奥さん、もう…良いのか？」

奥さんが自分の実家と
あの片山の家と
俺の実家にお土産を送りたいと言うので

このワイナリーの賞を受賞したワインと
自社ブランドの人気商品の
パイナップルカステラと
奥さんが試食をして美味しいと
大絶賛していたこれまたここの
オリジナル商品である
パインチョコレートを
３点セットにして
それぞれに発送して貰う事にして

お土産のコーナーも…
これまた天井がお洒落な感じになっていて

「ここってさ、大きなお土産物屋さん？」

「いや、パイナップルの…農園の筈だが？
それよりも…そんなに買うのか？
そのパインのチョコレート。
奥さん、パイナップル…どっちかと言うと
苦手だって言ってなかったか？」

「こんな所で、そんな事言ったら
ダメじゃないのさっ！ここは
パイナップルの王国だよ？
後、パイナップルはそんなにだけど、
このチョコレートがヤバい美味しさ…」

みくりがカゴに大量に
パインチョコレートを買っていて
その一部だけを残して後は
家に送ると言って居たので
自分が気になってるお土産と
それを一緒に会計をして
自宅へ送る手続きをして置いた

自分の手元にも…
さっきのパインのチョコレートを
みくりが残していたので
自分が食べる用のチョコレートの様だった

それだけ…奥さんの好みに
この商品が刺さったのだろうが

「奥さん、食べてしまって
無くなっても、そのチョコは
楽天からでも買えるからな」

「ええっ、本当？これ、
無くなっちゃっても通販で買えるの？」

楽天でも買えると伝えると
明らかに嬉しそうな顔をしてたので
よっぽどお気に召した様だったが

お土産を買って
名護パイナップルパークを後にして

その後は車で２０分程ドライブをして

道の駅ランキングで１位に選ばれた事もある
道の駅許田に寄り道をする事にして

蒲鉾屋さんや天ぷら屋さん
サーターアンダギーのお店や
かき氷を売っているお店があって