第115章 2回目のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
割と…評価が二分する…感じの
地元のローカルテーマパークなんだが
奥さんには…こう…刺さりそうだしな…
「そうだね、古宇利オーシャンタワーの
カートのパイナップルバージョンだ。
黄色いし、上にパイナップル乗ってる~」
カートに乗る前に
カメラマンにここのマスコットと
一緒に写真を撮って貰って
ここで獲った写真はこのカートを
降りた先で購入する事が出来るらしいのだが
自動運転のカートに乗り込むと
南国らしいトックリヤシの並木を
カートが進んで行って
まず最初に向かった先がバタフライガーデン
2020年のリニューアルで
新しくこのカートのコースに加えられたらしく
沖縄の固有の昆虫を
大きなサイズのレプリカにしてあって
自分が小さくなった様な気分になるが
昆虫が…嫌いな人は苦痛かも知れないな
「奥さん、見てみろ。あそこ
巨大なヘラクレスオオカブトが居るぞ」
「ん?ヘラクレスオオカブトは
外国のカブトムシじゃん…ッ」
昆虫の巨大なレプリカは動くので
昆虫が好きな子なら喜ぶかも知れない
自動運転のカートは
パイナップルに関する
豆知識を説明しながら
温室の様な場所を進んで行って
パイナップルの仲間には観賞用として
実を付けない種類の物もあるらしく
アナナスやネオレゲリアと言う
観賞用のパイナップルの仲間を見る事も出来て
綺麗に赤味を帯びた…あのパイナップルの
葉の部分だけの物が植えられているのは
確かに…観賞用と言うだけあって
中々に綺麗だったのだが
アナナスは色々な色の花をつけるらしく
赤やオレンジや黄色の花を付けている
姿も見ることが出来た
この辺りに植わっているのは
全て観賞用のパイナップルらしく
葉の形は似てるが色も模様も違っていて
「色んな種類があるんだな…」
「食べられない方が、多いんだね」
パイナップルのお仲間を見た後は
亜熱帯のジャングルを探検して居る様な
南国なムードの木々が生い茂るエリアを通過して
途中で…ここのマスコットキャラに
自動で記念撮影をして貰ったりしながら
カートを下車した先には
先程の写真を購入できるカウンターがあって
そのカウンターも手書きで
パイナップルの模様が書かれて居て
そのちょっと不揃いにも見えるのが…
ここのスタッフさんが描いた?と
思わず思ってしまったのだが
「折角だし、買うか」