第115章 2回目のハネムーンは… 前編 お相手:煉獄杏寿郎現パロ
たっぷりのフルーツが盛り付けられて居て
杏寿郎と一緒にそれをシェアして頂いて
すっかり…お腹がまた一杯になってしまったのだが
このフルールランドはお土産コーナーの所の
壁紙が本棚みたいな壁紙になっていて
中だけじゃなくてこっちも
ちゃんとファンタジーな世界観を守っていて
杏寿郎が言うには…新しく
この施設の中にホテルが出来ていて
そっちも候補にはしたらしいのだが
ファミリー向けの部屋が多くて
定員が8名とか10名の部屋ばかりで
2人で使うと…どうにも…広すぎそうだったので
ここのフルーツランドの
絵本の様な世界観とのコラボルームも
コンセプトルームであるらしいので
子供が…小学生になったら…
そのホテルに泊まりたいねって
そんな話をしながら
お土産物売り場を出て外に出ると
レンタカーに乗り込んで
「次の目的地は隣だな」
と言うと左側を指差すので
まあ右側に行くと本部に戻ってしまうのだが
左側を見るとフルーツランドの隣に
大きなパイナップルのオブジェが見えていて
「もしかして、名護パイナップルパークッ」
「奥さん…パイナップルは…」
「どうせ…パイナップルは
どっちかと言うと、苦手だよッ。
でも、沖縄と言えば…の
有名な観光スポットでしょ?
名護パイナップルパークぅうう」
「まぁ有名なんだが、奥さんが
好きそうな空気感のある施設だがな…。
それに…この施設は元から観光地
だった訳じゃなくて、元々は
名護パイン園と言う観光農園だったみたいだぞ?」
園内の案内に従って駐車場まで移動すると
大きな駐車場について
駐車場の中央にあるチケット売り場て
チケットを購入してパイナップルトレインと言う
駐車場から入口まで運んでくれる
列車の形をした乗り物に乗り込んで
パイナップル畑を眺めながら
かなりの恐ろしい洗脳力のある
この施設のテーマソングを聞かされている内に
サビが完全にインプットされてしまっていて
パイナップルトレインを降りて
改めて正面の入口の方へ回って来て
自動運転で園内を回る
パイナップルカートの乗り場でも
先程の洗脳テーマソングが
モニターからエンドレスループしていて
並んでカートの乗車待ちをしてる
待機中に既に奥さんがここの
テーマソングをハミング混じりに
口ずさみ…始めてしまったので
「どこかで見たカートだな…」